ペヤングの新作はどっちが旨い!?「伊勢崎 焼うどん」と「彩り豊かな7種の具材のやきそば」を食べ比べてみた

ペヤングの新作はどっちが旨い!?「伊勢崎 焼うどん」と「彩り豊かな7種の具材のやきそば」を食べ比べてみた
食楽web

 カップ焼きそばの超定番「ペヤング」を展開している『まるか食品』より、腹ペコピープルズが愛してやまない「超大盛」シリーズの最新メニュー「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼うどん」及び「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」の先行販売が、一部コンビニエンスストアでスタートしています。

「伊勢崎 焼うどん」はファミリーマート限定、また「7種の具材のやきそば」はローソン限定と、取扱い先を違えるという新たな試みで行われている今回のメニュー2品は、どちらも通常の「ペヤング」の2玉分に相当する麺をパッケージ。一食分のカロリーはいずれも1000kcalを超えるという“カロリーモンスター”となっております。今回はその詳しい内容の紹介を兼ねながら、実食にて確認してみたいと思います!

「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼うどん」を食べてみた

「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼うどん」324円(税込)。一般販売は9月26日にスタート
「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼うどん」324円(税込)。一般販売は9月26日にスタート

 まずは「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼うどん」から。名前に入っている「伊勢崎(群馬県)」は『まるか食品』の本社&製造工場がある場所で、焼うどん自体は“伊勢崎のソウルフード”とか”伊勢崎市民が慣れ親しんだ味”といったわけではない模様。こんなにざっくりとしたネーミングでいいの? とか、そもそも伊勢崎的に大丈夫なんだろうかといった心配をしてしまいましたが、こうして商品になっているわけですから大丈夫、ってことなんでしょう(笑)。

 まずはかやく(具材)と麺をチェック。かやくは乾燥ネギと正方形状の薄い豚バラ肉の2種類で、紅しょうがとかつお節は後乗せでトッピングするという仕様です。ソースはいわゆる出汁醤油系で、出汁の旨みと甘めの味わいが特徴なんだとか。たっぷりと沸かしたお湯(820mlが目安)を注いで、待つこと約3分。湯切り後にソースを入れてしっかりとかき混ぜ、後乗せトッピングの2つを乗せて、さあお待ちかねの実食開始です。

 一口味わうと、醤油ソースは醤油味がキツくないマイルドな味で、なるほど出汁の旨みと麺からも来ていると思われるほのかな甘味が感じられます。その麺は平打ち縮れタイプで、ソースとの絡みもバッチリ。一緒に持ち上げられたネギの風味と食感、かつお節の風味と味わい、紅しょうがの酸味が、大げさでなく絶妙なハーモニーを奏でます。

 醤油ソースに入っていた油分は“焼うどんっぽさ”を演出するだけでなく、麺同士がくっつかずにほぐす役割も担っているようですね。油しつこさは紅しょうがのおかげもあってかほとんど気にならず、また強すぎず弱すぎないソースのちょうどいい出汁醤油テイスト、小さいながらも甘味と肉感がちゃんとある豚バラ肉の味わいで、麺をすする速度とペースを全く衰えさせてくれません。気が付けば2玉分の麺をペロッと平らげて無事完食。こんなにあっさりと食べ切れるとは思わなかった。ごちそうさま!

「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」を食べてみた

「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」324円(税込)。こちらの一般販売は10月3日からとなります
「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」324円(税込)。こちらの一般販売は10月3日からとなります

 続いては「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」の実食です。

 具材(かやく)はキャベツ、豚肉、コーン、カマボコ、エビ、ニンジン、しめじの豪華7種類で、ソースは通常ペヤングのウスター系ではなく塩コショウがベース。お馴染みの特製スパイスと青のりは入っていません。かやくを麺の上にあけ、たっぷりのお湯を注いで待つこと約3分。しっかりと湯切りをして、ソースをよーく混ぜ合わせていただきます!

 細めの麺にコショウが効いた塩味がよく合っています。味の強弱とか旨みの加減に関しては、しっかりしています。ウマいなこれ! 目玉の7つの具材ですが、シメジは繊維感があるし、カマボコはカマボコらしい味、豚肉も「焼うどん」と同様に甘めの味が入っているなど、サイズこそ小さいものの箸で取って口に運べば個々の味わいをちゃんと確認できる仕様です。

 ただ…圧倒的な麺の量と、麺との絡みという点では若干サイズが大きくて重くなるのが災いして、合間合間に混ぜ直しても容器の隅っこに集まってしまうんですよね。まあ、それをまとめてかっこむというのも、このカップに関してはオツな食べ方ということになるんですが(笑)。麺をずずずっとすすっては具材を食べの繰り返しで、こちらも時間をかけることなく完食。あれえ、2玉ってこんなに食べやすかったっけ!? と驚くほど、あっさり美味しく食べ切ることができました。ごちそうさま!

量を感じさせない食べやすさで、どちらも旨いがあえて選ぶなら……

左「焼うどん」。右「7種の具材」の麺の違い(食楽web)
左「焼うどん」。右「7種の具材」の麺の違い(食楽web)

「焼うどん」は1,043kcal、「7種の具材」は1,058kcal、どちらも炭水化物が余裕の120g越え。それぞれを食べ終えてまず最初に思ったのは、どちらも量を感じさせないその食べやすさ。しっかり味と旨みがありながらウスターソースにはないあっさりした味わいと、ソースに適度に入っている油分のおかげで、最初から最後までスムーズに麺を食べ進められました。

 甲乙付けがたい美味しさでしたが、敢えてどちらかを選ぶとするならば…。具材が麺に埋没してしまった「7つの具材」よりは、平打ち縮れ麺の食べ応えとネギ&かつお節の風味に紅しょうがのアクセントがマッチしていた「焼うどん」を筆者はおすすめします。今回の記事が掲載されている頃には、ファミマとローソン以外の小売店等でも販売が始まっていますので、ぜひ皆さんも食べ比べて、美味しさの違いとお腹いっぱいの気持ちよさを体感してみてくださいませ!

●DATA

「ペヤング 超大盛 伊勢崎 焼きうどん」

発売日(一般販売開始日):2022年9月26日(月)

「ペヤング 超大盛 彩り豊かな7種の具材のやきそば」

発売日(一般販売開始日):2022年10月3日(月)
http://www.peyoung.co.jp/