『かつや』にまたも肉々しい丼ぶりが出現！ 噂の「ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼」を食べてみた

　腹ぺこピープルズのハートと胃袋をガッチリ掴んで離さない、魅惑の揚げ物ワンダーランドでお馴染みのとんかつ専門店『かつや』では、9月16日より期間限定メニュー「ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼」を提供中です。

　いろいろな意味で大きな反響を呼んだ前回の期間限定メニュー「カツ煮冷やしそば」の販売から、わずか中1週という異例のローテーションで登場した今回の「ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼」は、お店の超定番であるロースカツとコク旨だれ仕上げの豚焼肉を組み合わせた、まさに“選んで安心・食べて盤石”を絵に描いたような一品。果たしてどんな味わいを…なんて白々しいことを書く必要はないでしょう（笑）。さっそくお店にて実食してまいります！

『かつや』の魅力を再確認できる！？「ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼」を実食

　オーダー後、わずか3分ほどで丼が到着。何というか、久しぶりに『かつや』らしい“茶色いメニュー”を見た気がします。ふわっと漂うコク旨だれの甘い香りに誘われるがまま、箸が最初にタッチした豚焼肉からいただいちゃいます。

　これは薄切りのロース肉かな？　脂身と汁気がほとんどなく、噛むほどに感じられる豚肉の旨みとコク旨だれの醤油の甘い味わいが口の中に広がります。添えられたネギの細切りがアクセントとなって、肉の下にいるご飯がまあ進むこと進むこと。

　次はロースカツ。7月末の「ベーコンエッグソースカツ丼」以来となるそのお味は、 当然ながら変わることのないハイクオリティ。サクサクの衣に加えて肉と脂身の両方からじゅじゅんと染み出す旨みが、これまた否応なしにご飯をガガガっと進めさせてくれます。ロースカツうんめぇ～！

　肉とご飯を仕切るように敷かれたキャベ千が新たなアクセントとなり、ご飯をかっ込ませる速度が落ちる気配は全くナシ。「そうだよ、『かつや』で食べる丼はこれなんだよ！」と改めて実感しながら、いつも以上の早さで完食となりました。ごちそうさま！

　ここ最近の変化球というか観測気球的な期間限定メニューは、全て今回の合い盛り丼を盛り上げるための布石だったのでは？　と思うほどの美味しさ。何より、『かつや』のロースカツってこんなに美味しかったんだというのを再確認できたのも、今回のメニューの大きな収穫といえるかもしれません。

　それでも敢えて注文を付けるとするならば、豚焼肉にかけられたコク旨たれ。ただでさえ強めの味わいのところに、量が多くかかっていたせいで“タレだくご飯”になってしまっていました。この辺は好みにもよるところとなりますが、筆者としては豚焼肉もロースカツも、白飯でがっつがつと食べたかった…というのが本音です。ちょっとだけ残念！

　とはいえ、トータルで見た美味しさは食前に抱いていた想像通りの“選んで安心・食べて盤石”の鉄板級。ぜひこの機会に『かつや』らしさを存分に体感できる「ロースカツと豚焼肉の合い盛り丼」、心行くまで味わってみてください。