最短1.8時間でフル充電OK！ キャンプで活躍するポータブル電源の最高峰「Jackery Solar Generator 1000 Pro」の実力をチェック！

　昨今のキャンプブームで最も注目されているアイテムの一つが、ポータブル電源。電源の確保が難しい場所でもさまざまな家電製品が手軽に使えるとあって、アウトドアシーンで活躍してくれるのはもちろん、最近多発している自然災害など、万一の備えとしても役立ちます。

　そんなポータブル電源のトップブランド「Jackery」のラインナップの中核を担う「Jackery Solar Generator 1000」がこのたび大幅にバージョンアップ。使い勝手にさらに磨きがかかったという最新モデル「Jackery Solar Generator 1000 Pro」は果たしてどのような機能が進化したのか、さっそく見ていきましょう。

「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」は、定格容量1002Wh、定格出力1000Wという大容量・高出力で、電気ケトルやオーブントースター、さらにドライヤーなど高出力を要する生活家電などの使用も可能。AC出力×3口のほか、高速充電が可能なQuick Charge 3.0対応のUSB-Aや、PD100W対応のUSB-C×2ポートが搭載されているので、PCやスマホなどの同時充電も問題なくこなしてくれます。これらへの給電はすべてボタンひとつという手軽さで、しかも静音性にも磨きがかかっていると言います。

最速1.8時間の高速ソーラー充電

　そして今回の進化の目玉ともいえるのが、「急速充電技術の搭載」です。こちら「Jackery Solar Generator 1000 Pro」は、業界でもトップクラスである24％の変換効率を実現。ソーラーパネルから充電、AC充電ともに、最速1.8時間 （※「Jackery SolarSaga 200」×4枚使用時）でフル充電可能というから驚きです。つまり映画を1本鑑賞し終わる頃には、もう充電OKというワケです。

　一方で、今回セットとなる新開発の「Jackery SolarSaga 80」は、独自の技術により両面発電テクノロジーに対応。ソーラー発電したグリーンエネルギーを迅速かつ効率的にポータブル電源へ充電できます。

　これら急速充電技術の進化により、さらに実用的になった本モデル。ちょっとした空き時間に自宅でAC充電したり、ちょっとした晴れ間にソーラー発電したりと重宝しそうですね。

使い勝手の良さもアップ

　また、「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」には、前モデルで未搭載だった50／60Hz自動切換機能やLEDライトを新たに搭載。他にも、サイクル数が前モデルの倍となる1000回と、バッテリーの寿命が飛躍的に改善されている点も見逃せません。

　そして使い勝手のキモとなる重量も改善。このクラスの容量のポータブル電源の場合、一般的にかなりの大きさや重量になってしまうのですが、最新モデルは業界最小クラスの軽量化を実現。持ち運びがかなり楽になったのはうれしい限りです。

最高水準の安全性を確保

　一方で安全性の担保にも余念がありません。放熱システムは業界最高水準の高温保護設定（60℃）に進化したほか、UL94V-0規格（米国最高水準の難燃性規格） に準拠、さらに回路保護機能であるバッテリー・マネージメント・システムシステム（BMS）を搭載するなど、故障の際などの発火リスクも大幅に低減されています。また、耐衝撃性レベル9（凹凸のある路面）に対応しているので、持ち運びの際などに誤って落としてしまっても安心です。

アウトドアやインドア、災害時にもマルチに役立つ逸品

　このように、あらゆる面で前モデルから大幅なバージョンアップを実現した「Jackery Solar Generator 1000 Pro」。ちなみに、第三者の調査期間で「ジャクリ」がランキング1位になったことからもその実力が窺えるように、キャンプやバーベキューなどアウトドアシーンでの利用はもちろん、自宅でのオフグリッド生活体験、はたまた災害時など万一の際への備えとしても非常に心強い、完成度の高い一台に仕上がっていますよ。