肉も量もアホほどデカい!『伝説のすた丼』で「大とろホルモン焼肉丼(あほ盛り)」を食べてみた

肉も量もアホほどデカい!『伝説のすた丼』で「大とろホルモン焼肉丼(あほ盛り)」を食べてみた
食楽web

 世の腹ぺこピープルたちを“肉とニンニクとご飯”で魅了し続けている気鋭の丼チェーン『伝説のすた丼/名物すた丼の店』では、ただ今期間限定メニュー「大とろホルモン焼肉丼」を提供中。うだるような暑さに削られた心とカラダに、元気とスタミナを美味しく叩き込んでいる模様です。

店内POP(食楽web)
店内POP(食楽web)

 ぷりぷり食感の大とろホルモンと柔らかな牛カルビに、キャベツとニラ、玉ねぎとともに焼肉ダレと豚味噌をブレンドした特製ダレで豪快に炒め、茶碗3杯分のご飯にどどんと乗せて仕上げた一杯(生卵と味噌汁付き)。通常の「大とろホルモン焼肉丼」(980円)に加え、唐揚げ3個をトッピングした「唐揚げ合盛り大とろホルモン丼」(1180円)と、肉の量が約2倍になった「大とろホルモン“アホ盛り”(W盛り)焼肉丼」(1380円)の計3種類で展開されます。店内の券売機前で悩むこと10数秒「大とろホルモン”アホ盛り”焼肉丼」チョイスした筆者。早速実食します!

「大とろホルモン“アホ盛り”焼肉丼」をいざ実食!

「大とろホルモン“アホ盛り”焼肉丼」を選んじゃいました!
「大とろホルモン“アホ盛り”焼肉丼」を選んじゃいました!

 待つこと約6分、出来上がりを知らせる自分の番号が店内のモニターに表示されました。丼を席まで運ぶ僅か数メートルの間に、炒め上がったばかりの具材の香りが心地よく鼻腔を刺激します。生卵を割って丼に落とし、いざ実食のスタートです。

 まずはここに至るまでの期間限定メニューで、美味しさ得点圏打率100%をキープしている大とろホルモンをパクっ…美味しい。ぷりぷりの食感に甘味さえ感じる脂身は、今回も変わることなく健在です。

 パートナーの牛カルビともども、味の決め手である特製ダレとの相性はいうまでもなく抜群。焼肉ダレの甘味と豚味噌の味噌味が織り成す濃ゆい味わいに、大とろホルモン&牛カルビの旨みが加わり、ご飯がどんどこ進んでいきます。

 肉の下に敷かれている形になっているキャベツ、ニラ、玉ねぎの炒め系野菜は特製ダレと肉からの脂を纏い、シャキシャキ食感と自身の野菜味が丼全体の強い味わいに対してちょうどいいアクセントに。ぷりぷり、シャキシャキ、ガツガツと、さまざまな食感を楽しみながら夢中になってパクパク食し、味噌汁で口の中をスッキリさせて無事に完食です。ごちそうさまでした!

『すた丼』の期間限定メニューは“ニンニクの量すっげえ”を全面に推したものが続いていましたが、今回の丼はニンニク感でいえば希薄(特製ダレにたっぷりブレンドされていそうですが)。その一方で、全体の味わいは豚味噌を使っていることもあってかなりの濃い目で、生卵は黄身だけでなく白身も入れてよりマイルドにした方がよかったかなと思うほどでした。

 それに関連して改めてその役割に重要さを感じたのが、具材とご飯を仕切る海苔の存在。今回の丼は海苔がなく、具材が白飯に直乗せされていたために肉からの脂と特製ダレがご飯の隅々まで行き渡ってしまい、食べ始め直後以外は終始“肉ダレご飯”とお付き合いする結果に…。白飯でガツガツ食べたかったなあというのが本音です。

野菜が見えなくなるほどの肉を期待していただけに少し残念
野菜が見えなくなるほどの肉を期待していただけに少し残念

 そしてもうひとつ。“アホ盛り”というのは肉の量であって、野菜の量じゃないですよね? たまたまなのか、それとも今回出された姿こそが真の“アホ盛り”なのか。メニュー写真の通り完璧に再現して欲しいとはいいませんが、せめて野菜が見えなくなるくらいのアホな盛り方にしてほしかった(泣)。期待を上回る期間限定メニューばかりの『すた丼屋』だけに、今回はその味も踏まえまして、敢えて濃い目の辛口でシメさせていただきます。

●DATA

大とろホルモン焼肉丼

期間:2022年8月9日(火)~ ※期間限定
販売:一部の店舗を除く『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』全国各店舗
https://sutadonya.com/
※価格は全て税込(イートイン時)
※テイクアウト及びデリバリーサービス利用時は価格が異なります