今週末開催!横浜がインドに染まる2days「ディワリ・イン・ヨコハマ2017」の季節がやってきた!

今週末開催!横浜がインドに染まる2days「ディワリ・イン・ヨコハマ2017」の季節がやってきた!
食楽web

今年で15回目を迎える横浜の人気イベント「ディワリ・イン・ヨコハマ2017」、いよいよ今週末開催。(10月14・15日)

 世界各国のグルメフェスが開催される場所といえば、代々木公園がおなじみ。はいはい、知ってる知ってる。タイとかベトナムとか、いつもなんかやってるよね、というイメージではある。が、ことインドにおいては知る人ぞ知るフェスティバルが毎秋、横浜・山下公園で開催されているって、知ってました?

 毎年10月に開催し、今年で15回目を迎える横浜の人気イベント「ディワリ・イン・ヨコハマ2017」が、それ。

「ディワリ」とはインドで10月末から11月初めの5日間にわたって行われる、日本でいうお正月にあたる国民的行事。会場となる横浜ではさまざまなインド文化を体感でき、日本人だけでなく、在日インド人も楽しみにしているインドフェスティバルだ。

 会場となる山下公園のおまつり広場には、本場インド料理はじめ、インド雑貨などを扱うブースが並ぶ。ありあまる食欲をどうにも止められない秋ってことで、さっそくグルメチェック!

 インドといえば、なにはなくともカレーだ。月に何度か、カレーというより無性にナンを頬張りたくなる衝動にかられ、つい先日も近所のインドカレー店に駆け込んだばかりの筆者。ナンはマスト。あとはどのカレーをチョイスするかが悩ましいところだ。なにげに種類、多いし。これは、その日の気分で選ぶとして。

 続いて、マラサドーサ。パリッとした薄いクレープ生地にジャガイモのスパイス炒めが入っているのが一般的。本場では軽食代わりの一品。インディアンビールとの相性もバッチリだが、近年、高く評価されているインドワインと合わせてみたい。インドのワインは日本ではまだなじみが薄いけれど、世界的な醸造家の監修で話題となったワイナリーのワインも味わえる。

 そして甘いものもお忘れなく、ということでジャレビ。かつては祭事などに欠かせないお祝い菓子だったが、今ではおやつ感覚の日常的な食べもの。見た目はオレンジ色のプレッツェル風で、早い話がかりんとうのインド版だがシロップに浸しているので柔らかい。そして、一口かじりつけば、どこかの芸人の決め台詞よろしく、ストレートに「あまーーーい!」揚げ菓子だ。

 ここまでくればほぼ食欲の秋は満たされるが、文化の秋も感じたいところ。ステージではインド音楽やインド古典舞踊、ボリウッドダンスなどのパフォーマンスが繰り広げられ、インド衣装コンテストも開催。陽が落ちた会場もナイトマーケットの趣き。

 この種のフェスティバルというと、休日の明るい時間帯に楽しむイメージだが、「ディワリ」はというと、キャンドルを灯したり、ライトアップしたりして1年間の幸せを願うことから「光のフェスティバル」の異名も。

 夕刻からはキャンドルを灯す「ディワリナイト」の幻想的な祈りのパレードもあり、よりディープなインド文化を体感できる。横浜・山下公園がインドに染まる今週末。個人的には、遅めのランチライムくらいに繰り出して、ディワリナイトまで満喫するつもりです!

●DATA

『ディワリ・イン・ヨコハマ2017』

日時:10月14日(土)・15日(日) 10:00~19:00
会場:山下公園 おまつり広場(神奈川県横浜市山下町279)
入場無料
HP:http://diwaliyokohama.org