並で800g! 『すた丼屋』で豚バラとトンカツが合体した「伝説のすたみなロースカツ丼」を食べてきた

並で800g! 『すた丼屋』で豚バラとトンカツが合体した「伝説のすたみなロースカツ丼」を食べてきた
食楽web

 ガッツリ系の丼メニューが大人気を博している『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』では、ただ今期間限定の新メニュー「伝説のすたみなロースカツ丼」を販売しています。

 昨年7月末に登場した「豪快“がぶり”とんかつ合盛りすた丼」以来となる『すた丼』史上2回目のとんかつ採用メニューは、大判の肉厚豚ロースカツの上に、秘伝のすたダレで漬け込んだ豚バラ肉を具材にした卵とじをたっぷり乗せたカツ丼仕様で提供。ダシ香るカツダレとクラッシュニンニクの風味が効きまくった、『すた丼』ならではのテイストを備えています。気になるその美味しさを確かめるべく、お店で実食してきました!

今回は並(980円)をオーダー
今回は並(980円)をオーダー

 オーダーを終え、冷水をグイッと飲み干して待つことほんの数分。丼が到着。メニュー写真を見てあらかた想像はしていたものの、その姿はなかなかの威圧感です。通常の合盛り系メニューは「すた丼」の豚バラ肉がありつつ、別の具材が乗っかるセパレート仕様になっているんですが、今回の「伝説のすたみなロースカツ丼」は完全に具材が一体化しています。

 ということで、まずはバラ肉と玉ねぎが入った玉子とじから。パンチが効いたニンニクの風味と、すたダレの醤油テイストが前面に来ますね。普通のカツ丼のような甘めの味わいは一切ありません。柔らかな豚バラ肉はいつも通りですが、半熟の玉子に包まれることでマイルドになっています。主張は控え目です。

 続いては主役のロースカツを…おお、衣がサクサク。カツ煮ではなく玉子とじがかかっているだけで、ご飯と接するカツの裏側はロースカツそのまま。また、ダシいうかつゆが少ないので、ご飯が白飯の状態をキープしています。ロースカツは肉が柔らかで脂身の部分もしっかりあり、それでいながらしつこさがありません。うん、レベルが高いなあ。

 玉子とじとロースカツを一緒に食べつつ、白飯をガツガツと口に放り込んで無事完食。ごはんがお茶碗3杯分(約800g)あるとは思えないほど、スムーズに食べ切りました。ごちそうさま!

卓上の調味料。左からサラダのドレッシング、醤油、酢、ラー油、すりおろしニンニクなど定番が用意されている
卓上の調味料。左からサラダのドレッシング、醤油、酢、ラー油、すりおろしニンニクなど定番が用意されている

 美味しくいただけたのは間違いないんですが、ニンニクと醤油の強い味に慣れてしまうのと、食感とテイストのバリエーションが少ないこともあって、終盤に差し掛かってきてからは“味のメリハリのなさ”を感じます。

 丼内に添えられた沢庵だけでは物足りず、またカウンターの調味料も丼の味と似通っているために“味変”できないのが厳しいところ。せめて少量でもソースがあればなあ…と思った次第です。それでも、ボリューム感と『すた丼』らしさが伝わるニンニクの風味と旨みが、他にはない美味しさをしっかりと体感させてくれる「伝説のすたみなロースカツ丼」。夏バテなんぞ一発で吹き飛ばしてくれること間違いなしです!

左「伝説の唐揚げ合盛りすたみなロースカツ丼」1180円。右「伝説のすたみなロースカツ丼W盛り」1380円
左「伝説の唐揚げ合盛りすたみなロースカツ丼」1180円。右「伝説のすたみなロースカツ丼W盛り」1380円

 なお、お店自慢の唐揚げが3個追加される「伝説の唐揚げ合盛りすたみなロースカツ丼」(1180円)や、ロースカツが2枚乗っかった「伝説のすたみなロースカツ丼W盛り」(1380円)もありますので、こちらもぜひチョイスしてみてください!

●DATA

「伝説のすたみなロースカツ丼」

期間:2021年8月2日(月)~※期間限定(なくなり次第終了)
販売:下記店舗を除く全国の『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』
※アリオ橋本店・談合坂SA店・清水PA店・中野新橋店・東大和店・尼崎店・梅田豊崎店・Pasar蓮田店・ダイバーシティ東京プラザ店・江の島店・茨木店・豊中店・十三店・藤沢店・松戸みのり台店・草加店・上新庄店では販売しておりません。
https://sutadonya.com/
※価格は全て税込(テイクアウト時は容器代として+10円)