『かつや』が大胆にも“あえてのカツなし”に挑戦!「牛生姜焼きカレー」を食べてきた

『かつや』が大胆にも“あえてのカツなし”に挑戦!「牛生姜焼きカレー」を食べてきた
「牛生姜焼きカレー」イートイン649円、テイクアウト637円 | 食楽web

 サクサク、柔らか、ボリューム満点、もちろん美味しさもしっかり備えた“パーフェクトなカツ”を提供する大人気のお店『かつや』より、期間限定の新メニュー「牛生姜焼きカレー」の販売が9月11日よりスタートしています。

 …ん、カツは? パーフェクトなカツはどこいったの?? ということでメニューを確認してみたら、今回あえてカツと豚肉を使わない“かつや史上初の挑戦”なんだとか。お店の大黒柱を外してまで挑まれた『かつや』からの勝負、これは全力で臨む(=実食するの意)しかないでしょう!

 カレー用の器に盛られて運ばれてきた「牛生姜焼きカレー」は、カレー、牛生姜焼き、白米、キャベツの千切りで構成。未だ燻る「カツないの?」の思いを抱きつつ、まずはカレーのみを…。おお、最初に来るのは甘み。続いてスパイシーな風味がじんわりと広がっていきます。辛さはありませんが、旨みを司る野菜や肉の旨み、香辛料などがルーに溶け込んでいることだけはよくわかる奥の深い味わいです。

 続いては牛生姜焼き。んー、生姜焼きというよりは“牛丼の肉”に近いイメージ。こちらも甘めの味ですが、白米とは抜群の相性です。それぞれの味を確認したところで、全部まとめてスプーンで一口。美味い! カレーも牛生姜焼きも味の主張が強いのに、一緒に食べても全然違和感ナシ。むしろぶつかり合うことで美味しさがアップしています。そして意外とマッチするのがキャベツの千切り。シャキっとした食感とキャベツの味、ほんの少しの水分がちょうどよいアクセントになっています。

 恥ずかしながら『かつや』のカレーを食べたのは今回が初めてなんですが、こんなにクオリティが高いとは思いませんでした。まあ、真のかつやフリークからすれば「今さらなにを」と鼻で笑う周知の事実なんでしょうけれど。悔しい、でもウマい!

「チキンカツのせ牛生姜焼きカレー」イートイン 759円、テイクアウト 745円
「チキンカツのせ牛生姜焼きカレー」イートイン 759円、テイクアウト 745円

 なお、カツ抜きではどうしても物足りないという方のために「チキンカツのせ牛生姜焼きカレー」も用意されています。また、追加オーダーで「メンチカツ」や「海老フライ」、「温泉たまご」を乗せるというのもOKです。自分好みのオリジナルアレンジで「牛生姜焼きカレー」を楽しめます。

 とにもかくにも、カレーの美味しさに圧倒されてしまった「牛生姜焼きカレー」。これは試してみる価値、大いにアリといえます。

●DATA

「牛生姜焼きカレー」

期間:2020年9月11日(金)~ ※期間限定・なくなり次第終了
販売:国内の『かつや』(一部店舗を除く)
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/
※価格は全て税込