「世界一おいしい料理」1位に輝いたインドネシア発祥の肉料理「ルンダン」を食べてみた

「世界一おいしい料理」1位に輝いたインドネシア発祥の肉料理「ルンダン」を食べてみた
食楽web

 アメリカのニュースメディアCNNで年に1度発表される「世界一おいしい料理」トップ50。2019年はタイ料理「マッサマンカレー」が1位を獲得。2020年版もアジア料理が注目され、インドを発祥とし、マレーシアやシンガポールでも愛されている肉料理「ルンダン」が1位の栄光に輝きました。

「ルンダン」とは一体、どんな味でどこで食べられるのでしょうか。東京都内では、2000年にオープンした荻窪にある老舗マレーシア料理店『馬来風光美食』(まらいふうこうびしょく)で牛肉や鶏肉を使った「ルンダン」を食べることができるよう。そこで今回は、同店監修のレトルト版「馬来風光美食監修 ビーフルンダン」を取り寄せて、試してみました。

異国感満載のパッケージ! 700円(税抜)
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 インドネシア発祥の「ルンダン」は、マレーシアやシンガポールでもポピュラーな伝統料理。牛肉をココナッツミルクとスパイス・ハーブで煮込んだ、祝いの席に欠かせない料理だそうです。こちらは『馬来風光美食』オーナーシェフのエレンさんのレシピ通り、化学調味料不使用、ハーブやスパイスで作った本格派の一品です。

 最初にガツンとくるスパイスの香りが広がり、辛さもインパクトがあります。ココナツミルクがベースだと特有の香りや甘みを想像するかもしれませんが、ルンダンに関してはスパイスやハーブの風味が印象的。コクを出す役割としてココナツミルクが効いています。

 後味にはレモングラスが爽やかに香り、追ってガランガー(生姜のようなスパイス)やスターアニスのオリエンタルな香りも重なっていきます。食べ慣れていない人だとスパイスの強い香りに驚くかもしれませんが、これが食べているうちにクセになってくるのです。

 そして、このお肉の大きさ! 大胆にカットされた牛肉がゴロッと3個も入っていました。

 肉はスプーンでほぐれ、程よい柔らかさ。噛めば噛むほど、肉の旨味が口いっぱいに広がります。

 祝いの席でも振舞われるだけあり、濃厚でリッチな味わいでした。スパイスも旨みもたっぷり。食べ終わった後の満足感もかなり高め。「世界一おいしい料理」の「ルンダン」をぜひ、試してみてください。

●DATA

馬来風光美食監修 ビーフルンダン

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