『かつや』の新メニュー「チキンカツカレーうどん」を食べてみた!

『かつや』の新メニュー「チキンカツカレーうどん」を食べてみた!
「チキンカツカレーうどん」(イートイン)649円、「チキンカツカレーうどん弁当」(テイクアウト)637円 | 食楽web

 さくさくジューシーな揚げ立てカツメニューが絶大な支持を獲得している大人気とんかつ専門店『かつや』では、3月5日より期間限定の新メニュー「チキンカツカレーうどん」を販売しています。セットになる今回のカレーは、お店自慢の特製カレーをめんつゆで割った“和風仕立て”で提供。 お馴染みのチキンカツと、新パートナーのうどんを“すっ”と食べやすく仕上げた一品なんだとか。

 通も唸る『かつや』のカレーがどのように変化しているのか。そのお味を確かめるべく、今回もデリバリー。自宅にていただいちゃいます。

今回は「追い飯」(イートイン77円、テイクアウト75円)もオーダーしました。
今回は「追い飯」(イートイン77円、テイクアウト75円)もオーダーしました。

 オーダーから約20分、メニューが到着しました。容器を見てすぐにわかったんですが、和風出汁が入っていることで通常のカレーよりも緩めの仕上がりになっています。まずはレンジでカレーをしっかりと温めて、うどんが入っている容器(セパレートになってます)にチキンカツ(こちらも別容器)を乗せ、カレーを注いでいざ実食開始です!

ルーはとろみ少なめでサラサラ。蕎麦屋のカレーという印象
ルーはとろみ少なめでサラサラ。蕎麦屋のカレーという印象

 まずはメインのカレーを味見。おお、スパイシーさを残しつつ、和風出汁がいい感じに効いてます。これは後を引くなあ。蕎麦屋のカレー南蛮とスープカレーの中間くらいの緩さ、緩い寄りだけどトロッと感は少なめです。

 お次はチキンカツ。こちらはいつも通りのサクサク&ジューシーですね。あれ、カレーをたっぷりつけているのに、衣の風味と肉の味の方が不思議と前に出てきますね。これはソースがあった方がいいかな。

 最後はうどん。カレーをしっかりと纏わせて、ずるずるずる…うわ、うどんがすんげえ柔らかい。リフトできる固さはあるものの、いわゆる“コシ”はほとんどありません。

 うどんとチキンカツは一緒に食べても、和風カレーの美味しさがあまり活きてこないというのが正直な感想。うどんに関しては、茹で上がってからデリバリーと時間がかかっていることが影響している可能性もあるのかな? お店で食べたら、全く違う美味しさを味わえるのかもしれませんね。

 それじゃ残ったカレーに「追い飯」を入れてシメます。カレーに浸してパクっとひと口……何だこれウマい! ご飯と一緒になることで、和風カレーの美味しさが一気に引き出されます。さらにカレーの付け合わせで乗っている刻みネギと刻みあげが、これまたいい感じで味のアクセントに。ここまでやや低めだったテンションが、ご飯を境にして一気に跳ね上がりました。

 結局、追い飯だけでは物足りず(量が普通のご飯茶碗の半分くらい)、昨夜に炊いて残っていた電子ジャーのご飯を“セルフ追い飯”にして完食。表現は微妙ですが、例えるなら「9回裏2アウト満塁でバッター追い飯のサヨナラホームランで大逆転勝利!!」でしょうか。ごちそうさま!

「ダブルチキンカツカレーうどん」(イートイン)825円、「ダブルチキンカツカレーうどん弁当」(テイクアウト)810円
「ダブルチキンカツカレーうどん」(イートイン)825円、「ダブルチキンカツカレーうどん弁当」(テイクアウト)810円

 レギュラメニューの方も非常にレベルが高い『かつや』のカレーですが、今回の和風仕上げカレーも負けず劣らずの美味しさ。出汁の風味と味わいがとにもかくにも絶妙です。基本のうどん&チキンカツに加えて追い飯、若しくは通常のライス(イートイン176円、テイクアウト172円)を合わせてオーダーすることをオススメします。

 なお、チキンカツが2枚の「ダブルチキンカツカレーうどん」もありますので、チキンカツをガッツリ楽しみたいという方はこちらをぜひどうぞ!

●DATA

かつや チキンカツカレーうどん

期間:2021年3月5日(金)~ ※期間限定・在庫がなくなり次第終了
販売:一部店舗を除く全国の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/
※価格は全て税込(店舗によって価格が異なる場合あり)