実際に「ホームタップ」を組み立ててみた

シンプルな構造で設置も楽々!
まずはサーバーの設置から。側面の扉を開け、電源プラグをコンセントに接続し、電源スイッチをONにします。意外にコンパクトで場所を取りません。次にドーム前面を押してタップハンドルを持ち上げながら蓋を開けます。

つまみを押しながら左に回してロックを解除し、「ガスユニット」を取り出します。取り出したガスユニットのホルダー部分に炭酸ガスカートリッジをねじ込み、ガスユニットをサーバーに戻し、ロックします。
「炭酸ガスカートリッジは手のひらに収まるサイズ。そのコンパクトさにびっくり! これは扱いやすい!」(編集部・鐘ヶ江裕太)

ストローをビアラインキャップに差し込み、ペットボトルに取り付けます。ストローやビアラインキャップが濡れていたりすると、泡が多くなったりするそうなので、乾いた手でしっかりと取り付けました。なお、ストローはペットボトル1本ごとに交換し、ビアラインキャップチューブを洗うだけでお手入れが完了します。
「このお手入れのしやすさ、かなりポイントが高いですね!」(編集部・中尾泰生)

最後にガスユニットから繋がる炭酸ガス供給コネクタ部をビアラインキャップに接続すれば完成です。
「手間が少ないので、お手入れだけでなく、ペットボトルの交換なども簡単にこなせそうですね」(中尾)。あとは前後のタップ操作でグラスに注げば、おいしい生ビールのできあがり!

さあ、お待ちかね! 用意したグラスにビールを注ぎます。まずはタップを手前に倒してビールを出します。グラスを45度ほど傾け、チューブとグラスがつかないようビールをグラス側面に沿わせるようにして、徐々にグラスを起こしながら7分目あたりまで入れるのがポイント。

タップを奥に倒し、泡付けすれば完成!
「泡は見た目も繊細でクリーミーな印象ですね。ちなみに液体と泡の黄金比率は7:3だそう。自分で極上の一杯を注ぐ作業が実に楽しい! 回数を重ねれば重ねるほど上達しそうですよ」(鐘ヶ江)