日本橋三越本店で買いたい職人技を感じる和菓子4選

日本橋三越本店で買いたい職人技を感じる和菓子4選
食楽web

 全国から集まる和菓子の祭典として人気の「全国銘菓展」が、今年も日本橋三越本店で2月26日(水)~ 3月2日(月)まで開催されています。

 今年で74回目となる人気の催事ですが、今回は令和時代の幕開けを祝うということで「誕生」をテーマにした和菓子が集います。日本橋三越本店限定で販売する作品も多いので、ぜひチェックしてみてください!

『龜屋』の「花の惑星(ほし)」

1個648円
1個648円

 埼玉県川越市で天明三年(1783)に創業した老舗和菓子店『株式会社龜屋』もチェックしてもらいたいお店の一つです。海と空の青色に四季の花を散らせ、生命あふれる地球を表現したという「花の惑星(ほし)」を販売しています。錦玉の宇宙に、練り切りの地球が抱かれた美しい作品です。

『清月堂本店』の「誕生 ~地球~」

1個378円
1個378円

 1907年創業の銀座の老舗和菓子店『清月堂本店』も意欲的な作品を提供しています。北海道産の小豆や岩手の契約農家の新鮮な卵、徳島県の和三盆糖を使用した、生命が誕生し、育まれる星「地球」を表現した上生菓子「誕生 ~地球~」を販売中。桜餡をメインに3色の煉切餡で、海、大地、雲を表し、金粉で星々を表しています。表面は寒天をコーティングし、地球の神々しい美しさを表現しているそうです。

『菓子舗 間瀬』の「未来へ」

3個入1080円※各日10セット限り
3個入1080円※各日10セット限り

 熱海網代で明治5年創業の老舗『菓子舗 間瀬本店』も参加しています。販売するのは日本橋三越本店限定の「未来へ」。令和をイメージしたという真っ白な生地の中に明治、大正、昭和、平成を表現した4層もの餡を包み込んだ、見た目の華やかさが未来への希望を象徴する意欲的な作品に仕上がっています。

『廣榮堂』の「桃から生まれたきびだんご」

1個378円
1個378円

 岡山県の名物のきびだんごで知られる1856年創業の老舗和菓子メーカー『廣榮堂』。桃太郎伝説を連想させる「桃から生まれたきびだんご」は、見た目もユニークな一品です。今回は、桃をかたどった練り切りに、白桃の餡ときびだんごをのせています。

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 さらに、会期中は丸山珈琲社長の丸山健太郎氏による「スペシャルティコーヒーと和菓子の楽しみ方」というセミナーや「和菓子作り教室」も開催します。年に1度、和菓子の世界にたっぷり浸れるイベントにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

●DATA

全国銘菓展

期間:2月26日(水)~ 3月2日(月)
場所:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi/event_calendar/meikaten.html
※価格はすべて税込