1.開催期間50日! ロングランイベントは投票がアツい!

まず、7月13日(土)~8月31日(土)までの50日間にわたり開催されるロングランイベントである、というのが大きな特徴です。これほどの長期間のハンバーガーイベントは、全国的に見ても他に例がありません。昨年はのべ2万人以上が参加しました。
そしてこの期間中、エントリーしたバーガーを食べて「投票」できるのも魅力のひとつ。投票は採点式。注文したハンバーガー1個につき投票用紙1枚が配られるので、「TASTE」「IMPACT」「CREATIVITY」の3項目について点数をつけ、店頭の投票箱に用紙を入れればOK。たっぷり50日あるので、気になる店を、日を分けて徐々にゆっくり回って行くことも可能です。まさに長期間ならではの楽しみ方と言えるでしょう。
2.審査部門は2つ!

こうしたバーガーイベントにおいては、ビーフ100%パティを正しく挟んだ、真の意味の「ハンバーガー」と、豚や鶏、魚、その他さまざまな食材を自由な発想のもとに挟んだ「創作的なバーガー(≒サンドイッチ)」とが一緒くたに扱われるケースがよくあるのですが、「六本木グルメバーガーグランプリ」では、“真正”ハンバーガーと“創作”バーガーとを別々の部門に分けて審査する方式をとっています。
「レギュラーメニュー部門」と「特別限定メニュー部門」がその正式名称。ハンバーガー専門店など、普段からハンバーガーを提供している店のレギュラーメニューがエントリーする「レギュラーメニュー部門」と、インド料理やイタリアンをはじめ、さまざまな分野のカフェ・レストランが自由な発想のもと考えたバーガーを開催期間にあわせて提供する「特別限定メニュー部門」の2部門です。

これはすごくフェアな審査方法に思います。「ビーフとチキン、どっちが美味しい?」という優劣は、単に「好み」の問題ですので。なので、ビーフ100%パティを挟んだハンバーガーは「ハンバーガー同士で」雌雄を決し、ルール無制限の中でのアイデア創作バーガーは「創作バーガー同士で」ひと勝負する──というグランプリのスタイルは非常に合理的です。
3.今年のトレンドはチーズ!

今年の注目は、なんといってもチーズを使ったバーガーです。2部門・全24バーガー中、実に3分の2のバーガーがチーズを使っています。それも、ラクレットチーズ、ブルーチーズ、スモークチーズ、グラナパダーノチーズなど、ひと昔前とは比べものにならないくらい、ハンバーガーに使うチーズのバリエーションは豊かに、多彩になりました。そんな最新・最先端の「チーズバーガー」が堪能できます。

王道から変わり種まで全24バーガー。グランプリ開催中にしか食べられない、この夏限定のバーガーに多数出会えます。令和初のグランプリは果たしてどのバーガーに輝くのか? 皆さんもぜひご参加を!
(撮影・文◎ハンバーガー評論家・松原好秀)
●DATA
「六本木グルメバーガーグランプリ2019」
日程:2019年7月13日(土)~8月31日(土)
住:六本木ヒルズとその周辺施設の飲食店 19店舗
https://www.roppongihills.com/sp/burger_2019/