溶けないアイス専門店『フローズンラボ』のアイスが本当に溶けないのか、炎天下で試してきた

溶けないアイス専門店『フローズンラボ』のアイスがホントに溶けないのか、炎天下で試してきた
左からストロベリー、トリコロール、フルーツミックス | 食楽web

 溶けないアイスキャンディーがある…。そう聞いてもにわかには信じがたいかもしれません。厳密には“溶けにくい”アイスキャンディーがあるのです。そんな不思議なアイスキャンディーを、ログロード代官山に8月31日(金)までの期間限定でオープンしている『フローズンラボ』で食べることができると聞き、さっそく噂の真相を確かめに行ってきました。

 溶けにくいアイスキャンディー「SHONAN POPs」は、トリコロール、フルーツミックス、グレープフルーツ、ストロベリー、キウイフルーツの5種類の味があります。本当に溶けにくいのか、テラス席で6~7分放置してみました。この日の都心の気温は30℃以上。普通なら5分ももたないのでしょうが…。

炎天下に6~7分放置したあとのグレープフルーツ。ほとんど溶けていません
炎天下に6~7分放置したあとのグレープフルーツ。ほとんど溶けていません

 上の写真の通り、ほとんど溶けていません! 実際に口にしてみると、表面にわずかにプルンとした食感が生まれています。カチコチに凍ったものも美味しいのですが、これはこれで新鮮な食感。むしろ食べやすい。

 さて、なぜアイスキャンディーなのに炎天下に数分放置してもほとんど溶けないのかというと、ベースに寒天を使用し、-35℃で瞬間冷凍しているからだそう。そのため水分が少なく、溶けにくくなるというわけです。

 私がいただいたのは「トリコロール」(500円)と「フルーツミックス」「グレープフルーツ」「ストロベリー」(各350円)。このSHONAN POPs、砂糖や添加物、保存料などを一切使用していません。甘みにはオーガニックアガベシロップを使っているので、体にもやさしい。フルーツを独自製法で丸ごとピューレしており、その果実味を十分に楽しめます。

 実際、グレープフルーツやいちごをそのまま食べているような印象で、高級デザートという感じもします。フルーツミックスは凍った果肉が入っており、これがシャクッと爽快な歯触り。私の一番のお気に入りのトリコロールは、いちご、ココナッツ、スーパーフードと呼ばれるスピルリナブルーを使用。とくにココナッツは濃厚で香ばしくて、これだけで食べたくなりました。

吉野本葛と京都の名水「桃の井」の湧き水を使用した「京都本くず氷」は水曜限定販売
吉野本葛と京都の名水「桃の井」の湧き水を使用した「京都本くず氷」は水曜限定販売

 溶けにくいので炎天下のイベントや、ヘルシーな製法なので高齢者や子どものおやつなどにもよさそうですね。8月31日までの限定販売なので、この機会にぜひ味わってみてください。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

フローズンラボ 外観

店名:フローズンラボ

住:東京都渋谷区代官山町13-1 ログロード代官山
TEL:03-4405-4591
出店期間:2018年8月31日(金)まで
営:11:00~21:00(バータイム 18:00~)
休:なし