
爽やかな風が吹き抜けるように、青リンゴの季節がやってきました。シャキッと弾ける酸味、じんわり広がる甘み……。
そんな青リンゴの魅力をもっと知ってほしいと、日本を代表する2つの産地・青森県と長野県がタッグをを結成。そして今回、その魅力を伝える「グリーンアップル大使」として、国民的人気バンド・Mrs. GREEN APPLEが任命されました。

青森×長野×音楽。「旬を奏でるのは、果実と音楽のハーモニー」
国内で年間40万トン以上も生産されるリンゴのうち、青リンゴはまだ1割程度。けれど、その緑色の輝きと、甘酸っぱい味わいは唯一無二の存在です。フレッシュで若々しいイメージを持つMrs. GREEN APPLEは、まさに青リンゴのアンバサダーにふさわしい存在といえるでしょう。

青森県&長野県知事が語る「グリーンアップルの魅力」とは
青森県の宮下宗一郎知事は、「青森県にりんごの苗木がきてから150周年を迎えます。最大の産地は弘前市で、日本全体では年間40万トンのリンゴが生産されています。そのうち青リンゴは全体の1割、約4万トン。今回は若い世代にもその魅力を知っていただきたいと思っています。ぜひ素敵な音楽とともに、青リンゴの魅力を全国に鳴り響かせてください」 と、笑顔で語りました。
また長野県の阿部守一知事も「青森県とタッグを組んで、青リンゴを盛り上げていきたいと思います。長野県産では特に加工用のりんごを多く栽培しており、今回一番リンゴの美味しさを伝えられるジャムをご用意いたしました。これからMrs. GREEN APPLEさんたちとともに、青リンゴのような爽やかな笑顔を届けていきます」とコメントしました。
ボーカル・ギターの大森元貴さん、実はりんごアレルギー!?
就任の知らせを聞いた大森元貴さんは、「初心を忘れないようにとつけたバンド名が、まさかこういった形でつながりを広げていくとは思ってもいませんでした」と驚きを隠しません。実は大森さん自身、りんごアレルギーを持っているそうですが、青リンゴの持つフレッシュなイメージに特別な親しみを感じていると言います。
緑(黄緑)なのに、どうして“青”リンゴ?
緑色なのに「青」と呼ばれる理由は、日本語の奥深さにあります。「青菜」「青春」「青海原」などに見られるように、“青”という言葉には「若々しい」「みずみずしい」というニュアンスが含まれています。青リンゴには、そのフレッシュな魅力がふんだんに込められているのです。
二大産地の個性を楽しむ、「歴史と革新、それぞれの青リンゴ」
青森県は日本最大の産地。150年の歴史を誇り、「きおう」「王林」など、甘みと酸味のバランスが絶妙な品種が有名です。一方、長野県は加工用リンゴも多く、「ブラムリー」「グラニースミス」など酸味の強い品種がジャムやスイーツに大活躍。まさに「青リンゴの隠れた名手」です。
「きおう」は9月上旬〜10月中旬、「王林」は10月下旬〜2月頃にかけて流通します。「ブラムリー」や「グラニースミス」など加工向け品種も、だいたい9月〜11月に収穫されるため、秋は青リンゴの魅力を最も堪能できる季節といえます。
メンバーが実食!「ひと口で笑顔がはじける」
キーボードの藤澤涼架さんは、長野県にゆかりのあるトップパティスリー・鎧塚俊彦さん考案のジャム「長野県産ブラムリーのジャム」を味わって、「すごく瑞々しくて、びっくりするくらいおいしいです!」と声を弾ませました。
一方、青森県産「きおう」を食べたギターの若井滉斗さんは、「甘さのあとにすっとさっぱり感が広がって、奥行きのある味わいだと思いました」と、じっくり噛みしめるように語ってくれました。
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青リンゴが日常を変えるかもの世界

まだ市場全体の1割にすぎない青リンゴ。しかし、その爽快な酸味、甘みとのハーモニー、料理やスイーツへのアレンジ力は無限大です。健康志向やフルーツブームを追い風に、青リンゴは次なる食トレンドとして大きな注目を浴びるかもしれません。

音楽と果実。青森と長野。そして、Mrs. GREEN APPLE。フレッシュな笑顔とともに広がる青リンゴの物語を、ぜひ味わってみてください。