
巷で話題のチョコレートの祭典に興味はあるけど、行列だったり、多くの人でごった返すことを考えると足が遠のくというあなた。わかります、その気持ち。とはいえ、チョコレート選びに妥協したくない! という気持ちも、はい、わかります。そんな方にオススメしたいのがホテルメイドのチョコ。
レストラン、ティーラウンジ、バーなど、ホテルの施設は宿泊目的以外でも利用できます。ホテルによってはケーキショップ、ベーカリーなど、自慢の味をテイクアウトできる施設も。バレンタインシーズンともなると、ホテルこだわりのチョコレートを限定販売するところも多いようです。

現在、「リーガロイヤルホテル東京」1階にあるテイクアウトショップ「メリッサ」では、バレンタインにちなんで「chocolat et petit fleur」(ショコラ・エ・プティ・フルール)」2種を販売中。

今回、「chocolat et petit fleur」を担当したのは「メリッサ」のスイーツやホテルウエディングのデザートなど、繊細な味わいと芸術性に優れたケーキに定評のあるシェフパティシエの石和悟氏。さっそく、2種類のチョコレートについてお話を伺いました。
「まずは「ミルク」。ベースにはCallebaut(カレボー)社のミルクチョコレート「アリバ」を使用しました。Callebautといえば高品質のカカオとチョコレート製品で世界的に知られるベルギー発祥のチョコレートメーカーです。アリバはエクアドルのアリバ地域で育った非常に貴重なナシオナル種というカカオ由来のミルクチョコ。複雑なアロマとローストの香りが特徴のアリバに、クルミ、アーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツをアクセントに散らし、味と食感が楽しめるように仕上げています。
続いて「ビター」。ベースは「ミルク」同様、Callebaut社のカカオ58%ダークチョコレートを使いました。このチョコレートの特徴は甘さ控えめで口どけのなめらかさです。ここに苺、フランボワーズ、ブルーベリーのフリーズドライと、カカオニブ(カカオの殻を取り除いて砕き、フレーク状にしたもの)をトッピング。甘酸っぱいベリーとカカオの苦味の余韻をじっくり味わっていただけます」
ビジュアルの美しさに加え、こだわり抜いた素材と綿密に構成された石和シェフのレシピによる繊細な味わいと完成度の高い仕上がり。バレンタインギフトはもちろん、ちょっとした手土産に、そして自分にも買いたい可憐な花びらチョコ「chocolat et petit fleur」。コレ、絶対映えます!
●DATA
「メリッサ」(リーガロイヤルホテル東京)
住:東京都新宿区戸塚町1-104-19
営:10:00~20:30
問:TEL.03-5285-1121(代表)