柿チョコの販売は10月から3月までだがまだ買える!

ちなみに、チョコレートなどでコーティングしたアレンジ柿の種もあります。柿の種にチョコレートなんて……と思う人もいるかもしれませんが、浪花屋の「柿チョコ」はそんじゃそこらの柿の種チョコとはひと味もふた味も違うんです。まず驚かされるのは、その種類の多さ。
悩んだときに必ず食べてみてほしいのが、ベーシックな柿チョコです。チョコレートの程よい甘さと、柿の種のしょっぱさが交互に感じられ、まさにこれは無限ループ! この甘味と塩気の絶妙なバランスは、他社の柿の種チョコとは一線を画しています。

甘いものが好きな人は「ホワイト柿チョコ」、甘酸っぱさがほしいなら「いちご柿チョコ」、コーヒーと楽しむなら「カフェオレ柿チョコ」、きなこ味のお菓子が好きな人には「きなこ柿チョコ」といったように、好みやシチュエーションに合わせて食べたい柿チョコを選べるのが楽しい!

また、今季の新商品として、長岡市の酒蔵「吉乃川」の甘酒を使った「柿チョコ甘酒風味」も登場しています。こちらはオンラインショップでは見当たらなかったので、新潟県内でしか購入できない可能性ありです。
たしかに甘酒の味がしっかり感じられて、ノンアルコールなので子どもも食べられます。これはお土産として喜ばれそう。

通常、柿チョコシリーズは10月から3月までの販売ですが、浪花屋のネットショップではまだ「在庫あり」となっていました。夏場は販売されないので、食べたいと思ったら急いでチェックしてみてください!
新潟県民も知らなかった柿の種を発見

これまで筆者は浪花屋の柿の種を知り尽くしたつもりでいましたが、今年2月に新潟を訪れた際に初めて見かけた柿の種がありました。それが「あま~いたね!はちみつバター味」です。この柿の種を新潟出身者に見せても「初めて見た」と言っていたので、けっこうレアな存在かもしれません。
肝心の味はというと、はちみつの甘さとバターの風味が際立っていて、適度な甘じょっぱさがたまらん! 通常の柿の種のように塩気が強いわけでもなく、かといってチョコレートのような甘さでもない、なんとも不思議な味。それでいてどこか「懐かしい」と感じる、中毒性の高い柿の種でした。

柿の種なんてどれも同じでしょ? と思っている人こそ、浪花屋の柿の種は食べてみる価値があります。ぜひお取り寄せで“唯一無二の柿の種”を楽しんでみてください。
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●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、唎酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。