サミットストアといえば、首都圏に展開する大型スーパーマーケットチェーン。そのスーパーで何げなく買った瓶詰「ゴロほぐし焼鯖」がびっくりするくらい美味しかったので、ご紹介したいと思います。
筆者は、お弁当やご飯のふりかけ替わりに、「鮭フレーク」の瓶詰をよく使います。それを買うためにサミットの瓶詰コーナーに立ち寄った際、ひときわ目立つところに並んでいたのが、この「ゴロほぐし」シリーズの瓶詰め2つ。
ラベルの隙間から見える鯖や鮭のほぐし身の大きさにちょっとびっくり。確かにゴロゴロと入っているんです。いつもの鮭フレークに比べると、その身の大きさは何倍にも見えました。
これは面白い商品だなと思い、2つとも購入してみたのですが、これがすごかった！
家で「ゴロほぐし焼鯖」の蓋を開け、箸で身を取り出してみると、約2センチ大はあります。食べてみると、家で焼いた鯖のように、自然な香りがあり、鯖の脂具合もほどよくうま味がギュッと詰まっています。しかもこの大きな身。ふりかけというより、むしろおかずです。
最近、サバ缶が大流行していて筆者も大好きで活用しますが、このサバ瓶は焼き魚的なナチュラル感があって、めちゃくちゃ美味しい。
「ゴロほぐし塩鮭」のほうも開けてみると、「ゴロ鯖」同様にほぐし身の1つ1つが大きくて、いつも鮭フレークとは一線を画し、焼き鮭のような自然な味わいです。これも、切り身の焼き魚の身をほぐしてくれたような形状。もはやおかずと言って良いと思います。
つまり両方とも瓶詰なのに、しっかりメイン並みのおかずになっちゃうんです。
あまりに優秀な商品なので、販売している『あかふさ食品』を調べてみると、宮城県の三陸海岸の気仙沼にある会社でした。気仙沼といえば漁港の町。三陸産の新鮮な魚を仕入れてから、加工・製品化まで一貫して行っている会社で、そのこだわりは、「素材の本来の味を活かす」ことなのだそう。
とくに、この「ゴロほぐしシリーズ」は、三陸産の鯖や鮭を独自のタレに一夜漬けにして、1枚1枚焼きあげ、さらに手作業で骨をしっかり取り除き、ほぐしているんだそうです。しかも、化学調味料や添加物をできる限り減らして、魚本来の味を活かすというこだわり。だからとっても優しい味だったんですね。
そして、この「ゴロほぐし焼鯖」は、サミット主催の「第37回新商品人気コンクール」で第1位を、「ゴロほぐし塩鮭」は第36回に第2位を受賞しているんです。
サミットではこの2つしか置いてありませんでしたが、『あかふさ食品』の注文サイトでは、他に「ゴロほぐし焼ぶり」「ゴロほぐし焼ほっけ」「ゴロほぐし紅鮭」などもありました。さらにゴロほぐし身セット（8本入り）というのもあって、これは絶対に重宝すると思い、速攻で注文してしまいました。
この「ゴロほぐし」は、朝ごはんにもお弁当にも、おにぎりにも大活躍します。サミットに立ち寄った際には、ぜひ探してみてください。
（撮影・文◎土原亜子）
●DATA
『あかふさ食品』の「ゴロほぐし」シリーズ
