やっぱりすごい、『ミート矢澤』の心意気

福島総料理長のお話とその技術にすっかり驚かされてしまいましたが、肝心なのは「お取り寄せ」です。
「安心してください。お取り寄せ用のハンバーグは、火を入れる直前の状態まで、私たちが仕込んでいます。あとはフライパンで焼いたり、デミグラスハンバーグは湯煎にかけるだけなんですよ」
というわけで、いよいよ検証です。筆者自らフライパンと鍋を使って、2種類のハンバーグを一気に作ってみることに。

お取り寄せ用の「フレッシュハンバーグ」は真空パックを開けると、お店と同じように平たい小判型のタネです。テフロン加工のフライパンに軽く油を引いて熱し、その上にタネを載せます。片面に焼き色が着いたら弱火にして、ひっくり返して蓋をします。タネは蒸し焼きになり、徐々にこんもりと丸まっていきます。最初は白濁した水分が出てきますが、7~8分して、その水分が透明になったら出来上がり。

一方、デミグラスハンバーグは、もっと簡単。凍った状態のまま、沸騰したお湯に袋ごと入れ、蓋を閉めずに中火で約15分湯煎するだけです。


どちらも技術など必要なく超簡単。お皿に盛り付けてみると、ふっくらパンパン、お店と同じ見映えです。さらにカットしてみれば肉汁が溢れ出てきて、デミグラスソースやオリジナルソースと合わされば、ほぼ、お店の味と同じ。いや、まったく同じと言っていいです。なぜでしょう?
「店と同じ味をご家庭で簡単に再現するために試行錯誤し、じつはいろいろな工夫をしています。でもやっぱり一番肝心なことは、最高級の黒毛和牛の部位と配分量です。肉自身の力で肉汁をいっぱいに出しながら自然に膨れあがってくれるので、余計なことをしなくても、ジューシーに仕上げることができるんですよ」
なるほど、やっぱり『ミート矢澤』はお取り寄せ商品まですごかったんです! お家で楽しむのもよし、贈り物にもぴったり。しかしひょっとすると通販も混雑しているかもしれませんので、公式サイトでご確認ください。


(撮影・文◎土原亜子)
●SHOP INFO

店名:ミート矢澤
住:東京都品川区西五反田2丁目15‐13 ニューハイツ西五反田
TEL:03-5436-2914
営:11:00~15:00 (LO14:00)、17:00~23:30 (LO22:30)
土日祝11:00~23:30(LO22:30)
休:なし
※お取り寄せハンバーグは
https://gokuniku.com