熊本の食材を活かし、フレンチシェフと作り上げた新感覚のどら焼き

ひと口食べてまず驚くのが、ふんわりもっちりとした生地の食感。そこに、甘さ控えめの粒あんと、コクのあるバタークリームが合わさって、じんわり広がる甘じょっぱさがクセになります。
生地のふんわり感は、老舗酒造「瑞鷹」のあま酒が生み出しているそう。麹の力でふんわりきめ細やかで、しっとりとした仕上がり。さらに、地元の有機農家がつくるレンコン粉を加えることで、もっちり感がプラスされています。
![生地とあんこ、バタークリームを一緒に味わって [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/07/20250805-maruiwa05.jpg)
中に挟まれているのは、毎日丁寧に炊きあげられた粒あんと、生地に合う自家製のバタークリーム。フランス菓子の技法を取り入れ、クレーム・オ・ブールをベースに、天草の塩など熊本の素材を活かして作られています。
小さめに作っているのも、「すべての層を一度に楽しめるように」というシェフのこだわりから。何個でも食べたくなるサイズ感も魅力です。
できたての味をご自宅で。「お取り寄せ」のこだわり

お取り寄せ用も作り置きはせず、注文が入ってからその日に作ったものを冷凍して届けてくれます。「一番おいしい状態で味わってほしい」という、店主の強い想いからだそう。
常温でゆっくり解凍すると、お店で食べるのと変わらないふわふわ食感に。まさに、できたての味をご自宅で楽しめます。

手土産やお取り寄せ用は、一つひとつ丁寧に包装され、熊本城の石垣をイメージした箱で届けられます。見て楽しく、食べておいしい、新しい和菓子体験をぜひ味わってみてください。
(撮影・文◎徳山理恵)
●SHOP INFO
菓舗まるいわ
住:熊本県熊本市中央区上通町8-23
TEL:070-6594-1900
営:12:00〜19:00(土日祝は11:00〜19:00)
休:不定休 ※Instagramでお知らせ
●著者プロフィール
地域創生食文化大使1期生・フードアナリスト3級
熊本生まれ。熊本育ち。現在は大阪と熊本の二拠点で生活している。
食と旅が好きすぎて、本業の傍らライター&カメラマンとしても活躍中。
https://www.instagram.com/riiiie.t