【年末年始みやげ】縁起のいい和菓子ケーキ「ふくふくふ」。大阪の老舗和菓子屋が作るふわふわな銘菓

【年末年始みやげ】縁起のいい和菓子ケーキ「ふくふくふ」。大阪の老舗和菓子屋が作るふわふわな銘菓
食楽web

⚫︎おいしいローカル部が教えたい、年末年始のおみやげ&お取り寄せ品。今回は大阪の老舗和菓子屋『福寿堂秀信』のしっとりふんわり食感の「ふくふくふ」をご紹介します。

年末年始には、特別な人へのご挨拶に贈りたくなる“縁起の良いお菓子”が欲しくなるものです。大阪の和菓子屋『福壽堂秀信』の「ふくふくふ」は、和菓子でありながら、餡子と米粉の生地をあわせた新感覚のスイーツ。しっとり、ふんわりとした唯一無二の味わいを楽しめます。

小豆や抹茶だけでなく、みかんやマロングラッセなど季節限定の味を楽しめるのも魅力。どれも一口で虜になる美味しさです。

『福壽堂秀信』は、昭和23年に創業し、近畿一円に店舗を展開する大阪の老舗和菓子屋。「和菓子を通して、季節の美しさを届ける」ことを大切に、素材にこだわり、職人が丁寧に仕上げています。商品ごとに専用の餡を作っているという実直さで、「ふくふくふ」は伝統と革新を融合した代表的な銘菓。和菓子を初めて手に取る若い世代や家族連れの方にも人気です。

福壽堂秀信 宗右衛門町店。繁華街に静かにたたずむ、手みやげやお取り寄せで人気
福壽堂秀信 宗右衛門町店。繁華街に静かにたたずみ、手みやげやお取り寄せで人気

代表銘菓「ふくふくふ」のこだわり

「ふくふくふ」は、それぞれの味専用の餡子と米粉を使った生地を合わせた、和と洋を感じさせるスイーツ。中にクリームなどは入れず、しっとり、ふんわりとしたやさしい甘さが絶妙です。まるで小さなケーキのような満足感がありながら、後味は軽やかで、最後まであっさりと食べられますよ。

今回、「ふくふくふ」製造担当の方にお話を伺いました。
「餡炊き職人一筋30年の職人がそれぞれの味に合わせた餡を作っています。そして生地そのものに餡を練り込み、蒸しあげる和菓子職人の技術と経験をいかして仕上げています。例えばマロングラッセは専用の餡を作り、栗の粒とパウダーを練り込んでいます」

年末年始のおもたせに選ばれる理由

「ふくふくふ」という名前は「福が数珠つなぎのように続きますように」という願いが込められています。年始のご挨拶やお祝い事のお菓子、大阪みやげとしても喜ばれており、「大阪もん」にも認定を受けています。

「ふくふくふ」5個入(写真はマロングラッセ入り) 1,522円(税込)
「ふくふくふ」5個入(写真はマロングラッセ入り) 1,522円(税込) ※味によって価格は変わります。

今回選んだのは定番の小豆、抹茶と季節のマロングラッセの詰め合わせ。個包装なので食べやすく、お配り用にもぴったりです。オンラインストアからは全国発送も可能。賞味期限は10日間あるので、贈り物に最適です。

「ふくふくふ」は味が季節ごとに替わるので、毎月楽しみにされるお客様もいらっしゃるとか。こちらのマロングラッセは2025年12月20日までですが、12月23日から 2026年1月8日までは期間限定で丹波黒豆グラッセ、濃茶小豆が限定販売される予定。年末年始らしい味わいが楽しめそうです。

なお、電子レンジで10秒チンとすると、さらにふんわり感が増すそう。あっさりしているのでバターを載せると濃厚な味わいが楽しめるそうです。

店長の⚫︎さん。店内にはたくさんのおいしい品が並ぶ
宗右衛門町店の野村店長。店内にはたくさんのおいしい品が並ぶ

「ふくふくふ」を両手に持って笑顔全開の野村店長。「美味しさを大阪から全国に発信しています」

年末年始だからこそ、福々しい「ふくふくふ」を大切な人へ贈ってみてはいかがでしょうか。

(撮影・文◎山原尚美<やまなお>)

●SHOP INFO

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福寿堂秀信(宗右衛門町店)

住:大阪市中央区宗右衛門町3-14
TEL: 06-6211-2918
営:11:00~18:00
休:水曜
https://fukujudo-hidenobu.co.jp/

●著者プロフィール

山原尚美
フードアナリスト1級。大阪市在住。美味しいものが大好きでフードアナリストの資格を取得。地元大阪を中心に、関西一円をフットワーク軽く巡っています。デパ地下大好き。