
●大分県のブランド魚「かぼすブリ」を贅沢に味わう「かぼすブリしゃぶ」が大分県民に愛されるワケとは? 実際に取り寄せて調査してみた。
作るのも片付けも簡単で、さまざまな食材をバランス良く摂れ、冷えた体を温めてくれるお鍋。冬のお助けメニューですが、そろそろ飽きていませんか?
週2で鍋をしている筆者もすっかりマンネリ気味。たまには特別な鍋でも食べてみようかと周りに聞いてみたところ、大分出身の食通の知人に「かぼすブリしゃぶ」をおすすめしてもらいました。
個人的にはブリの臭いが少し苦手なので一瞬戸惑いましたが、知人曰く、“かぼすブリ”は全然臭みがなく絶品とのこと。その言葉を信じて、早速お取り寄せしてみました。

「かぼすブリしゃぶセット」を取り扱う会社はいくつかありますが、今回は知人おすすめの『絆屋』のものを注文しました。冷凍状態で届き、中にはかぼすブリの切り身、かぼすポン酢、もみじおろし、だし昆布が入っています。
かぼすの生産量が日本一、ブリの養殖生産量3位の大分県が生んだ「かぼすブリ」。餌にかぼすの果汁や果皮を混ぜて育てたブリのことで、青魚特有の青臭さが低減されているのが特徴なんだそうです。
![切り身は二重に密封され、しっかり真空パック状態で届く [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/02/20240208-kabosuburi03.jpg)
切り身の血合い部分が早く変色しがちなブリの切り身ですが、かぼすに含まれる栄養素により変色を抑えているのだとか。大分県の中でも、臼杵市、津久見市、佐伯市で生産されていて、旬の10月頃~3月末まで出荷しています。