豚バラ肉に塩をすり込んで作る。シンプルな肉の旨味が広がる

購入の際は、ぜひ“ブロック”を選んでください。市販のベーコンよりも肉肉しく、主役になれるベーコンです。厚めにカットし、熱したフライパンに油なしでじっくり焼き、まずはそのままの味を堪能してみましょう。

まるで某ジブリ映画のような肉厚ベーコン! じゅうじゅうという音とともに、肉の良い香りが広がりました。両面3~4分ほど焼けばOK。著者はよく焼く派なので、もう少しだけ表面をカリっとさせました。

包丁でカットしていた時から、“おいしさ”がビシビシと伝わってきていましたが、これは普段食べているベーコンとは一線を画します。肉と塩で作ったシンプルながら、これ以上のベーコンは存在しないと思わせてくれるご馳走感です。
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塩味がしっかりしていますが、豚バラ肉が持つ脂身の甘さが中和してくれるので本当に絶品。年末年始の祝宴にも映えますし、贈答にも必ず喜ばれる一品です。
まとめ
『農家のベーコン』は、豚バラ肉に塩をもみ込んで作る本場ドイツの昔ながらの製法を守って作られています。普段、野菜炒めやコンソメスープに市販のベーコンをいれるという人も、もったいなく感じるほどご馳走の味。まずはフライパンで焼いて、そのままの味を堪能してみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)