五感全てを使って堪能すべし!『THE FULLFULL HAKATA』の「明太フランス」が他とは違うワケ

五感で感じながら「明太フランス」を味わっていきましょう。まずは臭覚。お皿に並べている間、香ばしい小麦の香りがふわっ。さらに、明太バターの芳醇な香りが追いかけてきます。

次に視覚。綺麗な焼き色と、たっぷり詰められた明太バター。「あれ? 切れ目が入ってる?」そうなんです。購入する直前に食べやすい大きさにカットしてくれるのも人気の理由。硬くて大きくて食べづらいイメージのあるフランスパンを、小さな子どもでも簡単に食べられるようにした気遣いがうれしいですね。

続いて、触覚と聴覚。フランスパン生地のさっくり食感の秘密は「小麦粉」にあるそう。オリジナルの国産小麦粉「めんたいっ粉」を使用。外はサクッ、中はもちっとしていて、硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいい。心地いい手ざわりと、パリッと香ばしい音を楽しんでください。
最後はもちろん、味覚。ピリッと辛さのある辛子明太子と、宮崎県高千穂産の高級バターの配合が神がかっています。端から端までしっかり明太子が詰まっているので、最初から最後までずっと明太バターを堪能できました。
お店では約10分置きに聞こえてくる「ブーン、ブーン」というオーブンの焼き上がり音と、「明太フランス、焼きあがりました~」という店員さんの高らかな声が聞こえてきて、心が高鳴ります。どの時間帯に行っても、焼き立ての明太フランスを味わえるのが嬉しいですよね。
博多っ子が教える「明太フランスをさらにおいしく食べる方法」

そのまま食べるのがおいしいのは言うまでもないのですが、切れ目に沿ってちぎり、オーブントースターで5分くらい焼くと、香ばしさも、明太バターの風味も、サクッとした食感も倍増!
さらに、高カロリーなものに目がない筆者は、明太フランスにマヨネーズやとろけるチーズをトッピングするのが大好き。両方のせてしまえば、背徳感ある旨さに酔いしれます。

他にもスライス玉ねぎをのせたり、ブラックペッパーを振りかけたり、チーズフォンデュにつけて食べるなど、アレンジは無限大。1本しか購入していないことを後悔するくらい、1人でペロッと完食してしまいました。
イートインも見逃せない! 博多名物「明太フランス」×ご当地ワインで至福のときを

『THE FULLFULL HAKATA』はイートインも魅力の一つ。店内でワインを注文すると、明太トーストがついてくる……そんなステキなことを聞いたら、飲むしかないですよね。
テイクアウトの「明太フランス」とは少し違って、フランスパンのカットされた表面に大量の明太バターが塗ってありました。焼き立ての明太トーストの後に白ワインをいただけば、口の中にスッキリと爽やかな果実味が広がります。
調査結果
『THE FULLFULL HAKATA』の本店は、福岡市東区にある「国産小麦パン工房フルフル 松崎本店」。本店をはじめ、その他の店舗でも「明太フランス」を楽しめます。お取り寄せもあるので、お近くでない方もぜひ試してみませんか?
(撮影・文◎馬場阿紀子)
●SHOP DATE
THE FULLFULL HAKATA
住:福岡市博多区祇園町9-3
TEL:092-292-7838
営:10:00~19:00
休:毎週火曜
https://www.full-full.jp/
●著者プロフィール
馬場阿紀子
福岡を拠点にタレント・女優・声優として活動しながら、インタビュアー・ライターとして各メディアや誌面に記事を寄せている。高カロリーな食事が好き過ぎて、増え続ける体重を気にしながらダイエット料理にも手を出すあまのじゃくな胃の持ち主。