昭和な味わい、万人受けする美味しさと噂の「ベトナムラーメン」を実食してみた

入店すると、ほぼ満席状態。頼んだのは噂の「ベトナムラーメン」とビール。お隣を見ると、炒飯と餃子を注文した模様。餡のぎっしり詰まった、皮モチモチの餃子は皿に6個。え、一皿270円なの? と、人様の料理を思わず二度見してしまいました。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/01/20230108-buncyagama04.jpg)
ボリュームを考えると、どのメニューも良心的な価格。炒飯にもあきらかに大きいチャーシューがゴロゴロ入っていて、「あ、こっちにすればよかったかな」と心が動きかけたところで、「おまたせしました~」と着丼したのがこちら。

お隣のメニューを見て、お腹のコンディションもばっちり。湯気ボーボーのアッツアツの「ベトナムラーメン」、いただきます!

ひき肉、しいたけ、白菜をベースにしたピリ辛のあんかけ。時折、コリッとた食感があり、もしやたけのこ!? という嬉しいサプライズも。うずらの卵が入っているのも、町中華っぽくてたまりません。

しいたけの旨みがきいていて、やさしい味の醤油ラーメンと相性バツグンです。昭和のノスタルジーを感じさせますが、万人が食べてウマい! と唸る絶妙さ。飲んだ後の〆にもピッタリなのです。
ラーメンだけでいえば、駅周辺には人気店も多数ありますが、『ぶんぶく茶釜』は長年地元客に支持され、研磨されてきた唯一無二の味を楽しめました。
実は2022年12月26日をもって閉店。今年再オープンの予定
しかしながら、この記事を見て食べに行きたいと思った方には残念なお知らせ。再開発により2022年12月26日をもって閉店しており、移転先の大森町で再オープンするのは春頃とのこと。数か月間、この味とはお別れとなってしまうのです。
再オープンの情報は公式ツイッターにて随時アップされるとのこと。五稜郭の桜が見頃を迎える頃には、オープンしていたら嬉しいなぁ。ぜひ函館観光の際は地元民に愛された味もぜひ堪能してみてください。
地元客に長年愛された『ぶんぶく茶釜』。「ベトナムラーメン」は〆にピッタリのやさしい醤油ベースのラーメンに旨みたっぷりのピリ辛餡が相性ばっちりでした。
(撮影・文◎亀井亜衣子)