こだわりの魚食メニューをワンプレートで提供!

『FISH A WEEK 週一魚』は、顧客の自由度を優先するオーダーの仕方です。メインの魚料理と野菜デリを2品選び、もち麦ごはんと一緒にワンプレートで食べられるセットが基本となっています。魚を使用したメイン料理(2022年12月現在は全6種類)は、和・洋・中の様々なジャンルのスパイスを使ったソースが特徴でした。

今回、筆者はまずメインに「サバのタンドリー焼き イエロースパイシーソース」をチョイス。さらに、野菜デリは「葡萄のパンプキンサラダ」と「オクラのジェノバサラダ」をチョイスし、このセットで850円(税込)です。メインの種類によって基本の価格は750~900円(税込)で、四谷界隈ではお得なメニューだと思いました。
「サバのタンドリー焼き イエロースパイシーソース」はココナッツミルクべ─スのアジアンテイストなカレーで、サバとカレーがこんなに合うとは驚きです。ココナッツミルクのまろやかさに複雑なスパイスの風味がぴったり。もちろん、後述するセットのもち麦との相性も抜群で、もち麦にかけてカレーのようにいただいても、あるいは、そのままスープのようにいただいても、どちらも美味しくいただくことができました。茂木さんによると「スパイスを効かせることで、食塩分が少なめでも満足感ある味わいに仕上がる」という効果もあるとのことでした。
野菜を十分に摂れる一方、白米の約20倍の食物繊維を含むもち米も健康効果十分

また、「葡萄のパンプキンサラダ」と「オクラのジェノバサラダ」とも、野菜を敬遠しがちな筆者でも進んでいただけるオシャレなメニューでした。
「葡萄のパンプキンサラダ」は、葡萄とかぼちゃの相性がぴったり。葡萄のジューシーな甘さが、まろやかなかぼちゃの味わいを引き立てています。スパイシーな料理の箸休めとしてぴったりです。葡萄とかぼちゃは初めて食べる組み合わせでしたが、このような食べ方もできるんだと楽しい発見ができました。もう一つの「ミニトマトとオクラのジェノバサラダ」は、ジェノバソースの香りが本格的です。ミニトマトのジューシーな食感と、オクラのシャキシャキ感も楽しめました。

そして、もち麦ごはんがこれまた美味! 白米の約20倍の食物繊維が含まれています。上にあしらわれているフライドオニオンも良いアクセントになっていて、魚、野菜、もち麦と、身体に良いものを美味しく食べられていることに、食事をしている最中から嬉しくなりました。
四谷の1号店だけでなく、キッチンカーでの展開も

『FISH A WEEK 週一魚 四谷店』ではイートイン、テイクアウトを利用できるのと同時に、UberEatsなどのフードデリバリーサービスなども対応。テイクアウトはオシャレな包材を採用していますが、これは竹を使用しています。

また、キッチンカーも展開し、様々な場所で、美味しい魚を気兼ねなくいただけるのもまた『FISH A WEEK 週一魚』の魅力です。
健康・環境・味わいの三方ヨシを実現した『FISH A WEEK 週一魚』
『FISH A WEEK 週一魚』は、「海の豊かさを守ろう」というスローガンを掲げるブルーシーフードガイドの理念に賛同し、ブルーシーフードパートナーに加盟したそうです。ブルーシーフードガイドとは、海の資源を守るために、環境に配慮された水産物を食べようという考え方のもと、水産資源や生態系に配慮したシーフードのリストです。魚はこのリストのものを優先的に調達しているとのことです。
調査結果
人々の健康面を考え、環境への配慮をしながら美味しい食の提供を実現した『FISH A WEEK 週一魚』。まさに三方ヨシを実現した画期的な取り組みで、気軽に魚食を楽しめ、そして、新たな魚のメニューにも出会わせてくれるお店でした。美味しく食べていたら、いつのまにか健康的な食生活がでるき……これからの時代に求められるものを多く取り入れた超理想的なお店、それが『FISH A WEEK 週一魚』なのかもしれません。
(撮影・文◎松田義人)
●SHOP INFO
店名:FISH A WEEK 週一魚 四谷店
住:東京都新宿区四谷2-2-18
営:9:00~21:00 ※11時まではドリンクのテイクアウトのみ
休:お盆および年末年始