
●女性専門パーソナルトレーナーの石本哲郎先生が、太らない&老けない食べ方を指南。今回は太るイメージが強いケンタッキーフライドチキンのメニューの選び方。コツさえわかれば、太らない&老けない食べ方が可能です。
まず前提として、ダイエットやボディメイクにいちばん大切な栄養素は「タンパク質」です。
筋肉の材料であるタンパク質が不足した状態では代謝が上がらず、運動しても消耗するばかりで効果も期待できません。それに、髪の毛や爪、血管などもタンパク質でできています。肌や髪のツヤなど外側の若々しさにもタンパク質は大きな影響を及ぼします。
そのため、タンパク質量をしっかり確保するのが大事。1日あたり最低でも女性は60g以上、男性は80g以上摂って、初めて健康的にやせるスタートラインに立てます。ちなみにタンパク質は“摂りだめ”ができません。つまり、最低でも1食あたり女性は20g以上、男性は30g前後を確保しましょう。
KFCでの若返りやせメニューの選び方

さて、こうした前提に立ったうえで、ケンタッキーフライドチキンに入店したとします。
フライドチキンといえば、やせる要素ゼロと思うかもしれませんが、そもそも外食の際に一食で必要な栄養素がすべて摂れる完璧な食事なんてありません。一食じゃなくて一日ないしは一週間といったトータルで考えるのが正解。
同店のチキンメニューで最もポピュラーなのは、やっぱり「オリジナルチキン」。1939 年から変わらぬ調理法で愛され続けるKFCの大定番。ウイング( 手羽 )、ドラム( 脚)、サイ( 腰 )、リブ(あばら)、キール(むね)とい5つの部位がランダムに入っています。
公式の栄養成分を確認すると、約220kcal、タンパク質は約16.5g、脂質約13gと、そんなに悪くありませんが、提供される部位がどこかによって、大きくこの数字が変わってくるのです。
理想の部位はキール

お肉はタンパク質源ですが、部位によって性能が大きく異なります。豚肉なら、豚バラvs豚ヒレ、鶏肉なら胸肉・ささみ(高タンパク・低脂質)vs鶏皮・ぼんじり(高脂質)……といった具合です。
つまり、オリジナルチキンも同じで、部位に寄って栄養成分にかなり差が出てしまうということです。ちなみに、もっとも脂質が少ない部位は、胸肉の「キール」です。それ以外は大差ないと思っておいて差し支えないでしょう。
お店のスタッフさんに「キールを入れてほしい」とお願いしたいところですが、基本的に部位ごとの注文はできないルール。つまり何が当たるかは運次第のロシアンルーレット。もしクリスマスパーティーでオリジナルチキンがバーレルごと置いてあったら、胸肉のキールを真っ先に確保するのが吉です。
オリジナルチキン以外に目を向けよう

「いやいや、毎回そんなロシアンルーレットみたいな賭けはできないよ」とお思いのアナタ、大丈夫です。オリジナルチキン以外に目を向けてみましょう。
オススメは「骨なしケンタッキー」。タンパク質が約20g、脂質約8.5gで約190kcalと、オリジナルチキンを上回る高性能ぶり。しかも鶏むね肉しかないので部位による誤差もなし。

もう一品が、同じく鶏むね肉の「カーネルクリスピー」。タンパク質約7g、脂質約6.5gで、約120kcal。タンパク質と脂質がほぼ同じなので、栄養バランス的には劣りますが、こちらも選択肢に入れておいて間違いはないでしょう。
※こちらの内容は書籍『石本哲郎式 外食やせダイエット』から一部を抜粋したものです。
●DATA
書籍『石本哲郎式 外食やせダイエット』










