説明写真よりもかなり多い! 衝撃のヤサイが別器の「ラーメン並盛(ヤサイトリプル)」2348g

待つこと数分、目の前にやってきたのは、野菜山盛りの「ラーメン」そしてなぜか別の器で山盛り野菜! どういうこと? 「トリプルなんでこの量なんですよ~」と爽やかに語るお店の森田侑馬さん。「トリプルだと器に盛りきれないんで、別で出すんです」。まじかっ!
とにかくまずは計測。「ラーメン」の方は直径20cmの器に、高さ約15cm。重さは1265g。別の器のヤサイは1083g。トータル2348g。730円で2kg超え衝撃です。豪快すぎて、もはや神がかってます。

「スープは豚、鶏、野菜のトリプルダシです。かえしは、チャーシューをたっぷり漬け込むことで醤油の角が取れ、旨みが加わった特製カエシですね。煮豚から出る旨みたっぷりの豚脂をそのまま仕上げ油として使用しています」と話すのは本社の名久井守さん。チャーシューの味付けの際の旨みたっぷり醤油を入れるからこそのまろやかさとコク、というワケですね。
「麺は『ジャンクガレッジ』特注の三種混合麺ですね。3種類の太さが異なる麺を混ぜ合わせることで咀嚼のたびに食感が変化するのがいいんですよ。並盛だと茹で前で200g、大盛だと300g、倍盛だと400gになります。具はチャーシューと、無料トッピングでヤサイ、アブラ、ニンニクまたはショウガになります。無料トッピングはトリプルまで追加料金なしでオーダーできます。お客さんの好みで種類、量を選択できるので食べ方、味わいが無限に広がるんですよ」。

おすすめの食べ方を聞くと「天地かえし。ヤサイの下に眠っている麺を持ち上げてヤサイの上にかぶせるG系の食べ方ですね」。森田さんも「ラーメンは麺を先に食べないと。スープ吸っちゃうから! あと、チャーシューも早めの方がいいですね。うちのチャーシューは厚めなので、後に回すとアゴが疲れますよ」。確かに、山盛り野菜の後で麺は、ビロンビロンになりそうでイヤ。ということで、まずは麺を引っ張り出して麺から攻めていきます。
太さが違う麺を一気に啜ると、それぞれの食感が違っていて面白い。そして当然なんですが、麺と一緒にもやしが口の中に入ってくるのでモチモチとシャキシャキの一体化。ドスっとG系なのに、ヤサイの盛りが良すぎてもはやヘルシーラーメンと化しています。
乗せきれないからって別の器でヤサイが出てきちゃうほど壮絶にモリモリだった!

「『ジャンクガレッジ』のラーメンは二郎インスパイア系です。二郎系と聞くと、若者だけが食べるようなお店でしょ? と思われるかもしれませんが、『ジャンクガレッジ』のお客さんは本当に幅が広いんですよ。若者だけでなく中高年、ファミリーといったお客さんが多く利用してくださっています。これからも様々なお客さんに親しんでいただけるような、来店しやすいジャンクで楽しいお店でありたいと思っています」と話す名久井さん。
ヤサイたっぷりだと、後半味が薄くならない? という不安は、卓上にコショウ、七味、お酢、ヤサイ味濃いめのボトル、があるので心配なし。味変は卓上のブラックペッパーと一味唐辛子をがっつりまぶすのがおすすめで、通な人だと、アブラとニンニクトリプルを別皿に。つけめん風に、麺にアブラとニンニクをディップしながら食べると、麺にアブラの甘さとニンニクの風味がダイレクトに味わえるとのこと。何度も言うけど味わい無限大。『ジャンクガレッジ』の奥深さを感じます。
検証結果
検証結果としては、『ジャンクガレッジ』の野菜トリプルは、麺にのせきれないほど山盛り、2kg超えで730円という爆安だった、という結果になりました! 次回はやはり、「まぜそば」で全増しにするか、この冬初登場の「スタミナラーメン」(880円)で色々トッピングも楽しみたいと思います。