一度は食べてほしい! 川崎市・溝の口の盛りがよくてウマい「デカ盛りグルメ」の名店とは?

重さ約2kg!『らーめん豚島』の「大ラーメン・全マシ」

「大ラーメン」1000円。「ヤサイ」「アブラ」「カラメ」など全増し、そしてアブラは「黒」。このアブラがヤサイをさらにおいしくしてくれる
「大ラーメン」1000円。「ヤサイ」「アブラ」「カラメ」など全増し、そしてアブラは「黒」。このアブラがヤサイをさらにおいしくしてくれる

 デカ盛りと言ったらやっぱりラーメン! ということで、最初に紹介するのは、行列のできる人気ラーメン店『らーめん豚島』。「ヤサイ」「アブラ」「カラメ」など無料トッピングの量(少なめ・普通・マシorカラメ)、そして背脂は、スープで煮込んだ「白」、または背脂と焦がしネギを中国醤油で味付けた「黒」のどちらかを選べます。

 店内の黒板には、「大ラーメン」350g、「ラーメン」250g、「ミニラーメン」150g、「汁なし」200gと書かれた紙が。一般的なラーメンの場合、茹で前の麺の量は120~140g。つまり、ミニラーメンで一般的なお店の並サイズということになります。大の場合、茹で前350gということは、おそらく茹で上がりのボリュームは460g以上になります。

 実際に計測すると、直径23.5cmの器に高さ約18cm、重さは1965g(器の重さは除く)、チャーシューの厚みは約2cmです。スープはもちろん豚骨でかえしは醤油、麺は極太の縮れ麺で、手もみをしてから茹でています。具はもやし、キャベツ、豚の腕肉のチャーシュー、そして背脂。豚肉は最低3時間トロトロになるまで煮込んでいて、スープの旨みにもなるとのこと。

 もやしよりも太い縮れ麺はムッチムチで、ホロホロの分厚いチャーシューは尊い。醤油がしっかりきいてキレのあるスープは、背脂が溶けると徐々に濃厚な味へと変化。そこで卓上にある生ニンニクを投入すると、ニンニク効果でピリ旨に進化! 背脂はたっぷりなのに、スープ自体がすっきりしているのともやしが大量なので、むしろいいアクセントに。開店してすぐ満席になるのが納得の美味しさでした!

●SHOP INFO

店名:らーめん豚島 溝の口店

住:神奈川県川崎市高津区溝口2-9-5 トルチェヴァリ 2F
TEL:非公開
営:11:30~16:00、17:30~21:00(L.O.20:30)
休:なし

飽きのこない絶品チャーハン1.4kg!『長崎ちゃんぽん(道生)』の「チャーハン大盛り」

「チャーハン(大盛り)」1300円(テイクアウト1400円)。店内飲食のみスープ付き。こんなにでかいのに飽きないのが素敵
「チャーハン(大盛り)」1300円(テイクアウト1400円)。店内飲食のみスープ付き。こんなにでかいのに飽きないのが素敵

 大盛り、というかデカ盛りとかメガ盛りレベルの「チャーハン」は、計測すると直径28cmの皿に高さ約12cm、重さ1401g(器、レンゲの重さを除く)。1合が330~350gとして約4合分、お茶碗約8杯分のボリューム。公式には1.2kgだけれど、卵などの具を入れて作り終わると1.4kgぐらいになるとのこと。持ち帰りを含め、1日20食ほど大盛の注文が入るそうです。

 具はカマボコ、焼豚、ネギ、卵。味付けは塩コショウで、塩は赤穂の塩とオーストラリアの塩を使用。醤油を入れておらず、具の自家製チャーシューから滲み出た醤油が絶妙な味付けになっています。

 シンプル王道な「チャーハン」で、これが実に旨い! パラパラというより、ややしっとり系の「チャーハン」で、シンプルかつ絶妙な塩加減で、胃袋が許す限り永遠に食べ続けたいチャーハン。程よい塩気と油加減、そして自家製チャーシューの旨み、卵やカマボコなどの名脇役、全てがいいっ! 

 1.4kgのチャーハン、一度挑戦してみたい、または店でも家でも食べたい、という人は、食べ残した分の持ち帰りOKなので、タッパー持参をおすすめします。

●SHOP INFO

店名:長崎ちゃんぽん(道生)

住:神奈川県川崎市高津区溝口5-24-11
TEL:044-819-5585
営:11:30~24:00
休:火曜(不定休あり)