見た目の麗しさと味のバリエーションが唯一無二!

今回は全8種類「紅つばき」、「苺のモンブラン」、「奈良のお煎茶黒豆」、「深煎りまめくら大豆のきな粉」、「つぶあん」、「奈良の和紅茶ミルクティーの香り」、「ピスタチオ・ピスタチオ」、「吉野の山桜」を購入してみました。

ひと際目を引く、赤い大輪が咲いた「紅つばき」は、花びらに苺、葉には抹茶のフレーバーを組み合わせています。午前中のうちに売り切れてしまうこともあるほど人気があるのだとか。

個人的に好みだったのが、「奈良の和紅茶ミルクティーの香り」。ミルクティーらしいまろやかな甘さと、奈良県産和紅茶の豊かな香りが絶品! もち米にミルクティーの餡ってどうなのかな? と思いましたが、まったく違和感がないどころか、食べ終えた後はちゃんとおはぎを食べた満足感があるのがお見事でした。

「苺のモンブラン」も苺のジューシーな香りと甘酸っぱい味がとても爽やか! 甘さ控えめで大人好みの一品でした。
すべては紹介しきれませんが、一つひとつ丁寧に作られていて、お皿に並べただけでうっとり。餡のやさしい甘さともち米の軽やかが絶妙で、見掛け倒しではなく、正統派のおはぎに遊び心と現代的な要素を加えた真面目なスイーツでした。
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変わり種の他にも、王道の「つぶあん」や「きなこ」もありますので、年齢問わず楽しめるのも魅力です。おはぎというと甘さが強く、重ためという昔ながらのイメージがある人にとっては、『うめとおはぎ』の一品は新鮮に感じるのではないでしょうか。奈良観光の新しい土産として、ぜひ参考にしてみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)