
ハイボールとレモンサワーの次は、ジンソーダ。
最近、「クラフトジン」なる言葉を耳にする機会が増えています。ただし、それはどちらかといえばバーで飲むイメージで、ちょっとかしこまったお酒。その一方で、いま居酒屋を中心にその「クラフトジン」とは少し異なる、新しいジンの潮流が見受けられるようになっています。それが「ジンのソーダ割り」で、その立役者が、2020年3月にサントリーから発売された「翠」。従来ジンの素材に用いられることの少なかった、和素材の「柚子」「緑茶」「生姜」を使用しているため、日常の食事と合うジンに仕上がっています。とくにソーダで割ると居酒屋で出されるような気取らない料理と合わせやすく、新たなファン層を生み出しているのです。
今宵は、そんな「翠ジンソーダ」の魅力に触れるべく、『食楽』の大西編集長が、東京・目黒の人気酒場『目黒日本酒バル いと。』へ。メニューを見ると、純米酒や吟醸酒、製法も「あらばしり」から「おりがらみ」まで、全国の銘酒が置かれているなか、目を引いたのが、“ジン”の項目。やはり「翠」がエントリーされています。

「日本酒バルでありながら、『翠』を提供するのには理由があるのですか?」
早速、「翠」の人気の秘密を探るべく、大西編集長が店長の服部弘宣さんに聞いてみます。
「翠」の発売当初から、店で「翠ジンソーダ」を提供していたという服部さん。ハイボールやレモンサワーに並ぶ、いやそれらを凌ぐほどの人気ぶりだったらしく、「きっとジンソーダが、次なる酒のトレンドになる!」と確信したと話してくれます。
「確かに華やかなフレーバーのジンこそ数多くあれど、和のボタニカルのジンはあまりなかったですよね。日本の酒場文化の象徴・居酒屋を愛する人たちは、きっと『翠』のようなジンを待ち望んでいたんだと思います」と大西編集長が話せば、「さまざまな料理との相性がよいので、『翠ジンソーダ』の注文が増えるほどに、料理のオーダーもどんどん入ってくるんです」と、服部さんも答えます。
ここで、3月22日に全国で発売される新商品「翠ジンソーダ缶」が登場。「お店で提供していた瓶から作る『翠ジンソーダ』の美味しさが、気軽に楽しめる缶になったんです」という服部さん、「翠ジンソーダ」に酔いしれる飲兵衛たちの気持ちを大西編集長に知って欲しいと、特別に店内で「翠ジンソーダ缶」を試させてくれました。
「これ、あらかじめ『翠』が推奨している理想の比率『翠:炭酸水 = 1:4』と同じ味わいになるように作られているんです」
