成城石井の「牛焼肉キンパ」の実力は?

続いて、成城石井の「牛焼肉キンパ」を試食してみたいと思います。こちらは、さきほどのカルディに比べると1個あたりのサイズが大きく、6個入り。

凍ったままお皿に移してラップをかけずに電子レンジで温めます。ちなみに個数に合わせた加熱時間が表示されており、3個なら2分、6個なら4分といった具合に、小分けにして食べられるのはなかなか便利ですね。
こちらは、ご飯(佐賀産)に加え、牛味付け肉、厚焼き玉子、にんじん、高菜醤油漬けという4つの具材と焼海苔で構成されています。

食べてみると、カルディよりも巻きがゆるく、口の中でホロホロとほどけていきます。そしてご飯がツヤツヤ&モチモチ、具材の量も多め。とくに焼肉が多いので、口の中でキンパが崩れていくとき、牛肉の甘みと高菜漬けの塩味がほどよく広がります。うーん、やっぱり焼肉入りというのは強いですね。さらにカルディのキンパよりは、ほんのりとではありますが、ゴマ油やゴマの風味がくっきり感じられます。
しかしこちらもやはり全体的に味わいの個性が控えめというか、優等生すぎるイメージ。個人的にはもっとゴマ油がキリッと香ってほしいんですが、冷凍だとやっぱり難しいのかもしれません。