最終結論! 最強に美味しいプリンはどれ?

最近のプリンの傾向として、なめらかタイプと硬めのレトロタイプの二極化が進んでおり、人によってそれぞれ好みがあると思います。筆者の場合、冒頭でも述べたとおり、プリンといえば、やはり卵と牛乳を生かしたまろやかで適度に硬めの王道タイプが好み。もちろん、カラメルソースとプリンの馴染み具合も大事です。
そう考えていくと、最近スイーツの美味しさに定評のあるセブンが結局は美味しいんでしょ? などと思っていたのですが…。違いました。
最強のプリンは、ダントツでローソンの「昔ながらのカスタードプリン」(185円)。絶妙な硬さ、そしてまろやかなコク、さらにカラメルソースの優しい味わいも◎。パッケージは地味ですが、これが群を抜いて美味しいと思いました。みなさんもぜひ食べてみてください。王道系が好きな人はきっと気にいると思いますよ。
最後に、番外編としてスフレプリンも見ていきましょう。
【番外編】スフレプリンはどっちが美味しい?

スフレプリンは、ファミマとミニストップの対決です。もともとはファミマが出してヒットした商品ですが、どちらもプリンの上にクリーム、その上にチーズスフレという構成になっています。
まずはスフレの食感。ファミマはふわふわできめが細かく繊細です。一方、ミニストップのスフレは少し密度が高めでやや硬めで粗い感じ。味わいも、ファミマのほうがチーズの味が濃厚。つまり、スフレ自体は断然ファミマが美味しいです。

続いて下にある生クリーム。これは、味に大差がありませんが、ミニストップのほうが量が多め。そして肝心の土台のプリン。食感は、ファミマがとろとろなめらか系、ミニストップは、少しぷるんとした硬めのプリンです。
総合的に評価すると、全体的なバランスからして、ファミリーマートの「ふわしゅわスフレプリン」のほうに分があります。半生のとろけるプリンと生クリーム、スフレの繊細なふわしゅわ感といったすべての要素に一体感があって、完成度高し。
というわけで、コンビニ4社のプリン食べ比べレポートでした。
(撮影・文◎土原亜子)