ほろ苦さが大人にはたまらない「カフェブラストモカ」!

次に試したのが「カフェブラストモカ」(520円・税込)。見た目はまるでコーヒーのアイス版のようで、特にその味を想像することができなかった一杯です。

作り方は、指定されているフレーバー、チョップドチョコレートをジューサー用カップに注ぎ、ミルクと合わせて攪拌。ここまでは「シェイク」同様ですが、最後にホイップクリーム、チョコレートソースがかけられ完成します。

試飲したところ、まさに大人の味。シェイクそのものはほろ苦い口当たりですが、その上にかけられたホイップクリーム、チョコレートソースの甘さによって風味豊かなドリンクになり、濃厚でコクのある味でした。
さらにほろ苦い、大人の味を楽しめる「カフェブラストカプチーノ」!

最後に「カフェブラストカプチーノ」(520円・税込)を試してみます。「カフェブラストモカ」よりも薄い色をしていますが、この味に使用されているフレーバーはなんとバニラのみ。そこにカプチーノの液が加えられた後、これまで同様に攪拌。ホイップクリームがそえられ、最後にシナモンが添えられ完成します。

カプチーノやシナモンのほろ苦さの中にバニラの風合いが加わり、複雑な味に仕上がっています。大人の味でもあり、ついクセになりそうな印象を受けます。
ワンハンドでアイスクリームを楽しめる隠れた人気商品だった!

最後にサーティワン アイスクリーム マーケティング本部・御園生久美さんに話を聞きました。
「アイスクリームドリンクの元祖は『ブラスト』というもので、もともとはアメリカ本国のサーティワンで考案されたものでした。それを1995年より日本のサーティワンでも販売を始めたのですが、実は隠れた人気商品なんです」と御園生さん
筆者もサーティワンには何度も訪れていましたが、アイスクリームばかりに目がいっていて、そんなに昔からあったとは知りませんでした。

「通常のアイスクリームは食べる際、手が埋まりがちで、例えばお子さま連れのお客さま、荷物の多いお客さまだと、『気軽に』とはいかない場合もあります。でも、アイスクリームドリンクなら、ワンハンドで楽しめる上、アイスクリームそのものを違った形で味わうことができます。私個人的にもプライベートではアイスクリームドリンクをマストでオーダーします。本当に美味しいので、是非一度お試しいただきたいですね」(御園生さん)
いずれのアイスクリームドリンクもかなり美味しく、個人的にはメインのアイスクリームの商品群を凌駕するほど美味しく感じました。「イートイン限定」な点のみが残念ですが、今後サーティワン店頭に出向いた際は絶対にオーダーしたいと思います!
今年の夏は、サーティワンでの楽しみ方を、少し変えてアイスクリームドリンクをオーダーしてみるのも良いかもしれませんよ。
(撮影・文◎松田義人)