とろっとろのじゃがいもが後を引く!
暑い時期も箸が進むピリ辛韓国煮込み「カムジャタン」(韓国)

まずは、一度食べてみたかった「カムジャタン」から。温めて器に移すと、袋から大きなじゃがいもと豚肉がゴロゴロと出てきました。どちらもとろけるほど柔らかくて美味。コチュジャンの辛みとニンニクの風味もバランスよく、日本人でも抵抗なく食べられます。

味のイメージとしては、肉じゃがの韓国版といったところでしょうか。ほどよい辛さにご飯がすすみます。
一口で一気にエスニック気分が味わえる
スパイス香る個性派の一品「バクテー」(マレーシア)

バクテーを漢字で書くと「肉骨茶」。肉をじっくり煮込んだマレーシア料理だそうですが、器に盛り付けたとたんにスパイスの香りが漂ってきます。まずはスープから。甘辛い醤油ベースに八角やクローブなど、さまざまな香辛料の風味がダイレクトに感じられます。クセのある味が苦手な人には強すぎる味かもしれませんが、筆者には美味! 大ぶりの豚肉と大根も柔らかく煮込まれていて、抵抗なく食べられます。

さらさらのスープが夏向き。エスニック好きの人なら試す価値あり。ビールを忘れずに!
濃厚ソースがご飯と相性ぴったり!
大人から子供まで万人ウケする王道の味「ビーフストロガノフ」(ロシア)

続いてビーフストロガノフ。我が家では手作りすることが多いのですが、こちらの商品も牛肉が適度に入っていて、ボリューム感もそれなりにあります。ただ、牛肉が硬い印象が…。ビーフストロガノフといえば、マッシュルームや玉ねぎを入れますが、それも乏しい気がしました。またサワークリームの酸味も期待していたのですが、それもほとんど感じず、ちょっと期待外れ。

ただ酸味が少ない分、誰でも抵抗なく食べられるので、ビーフシチュー感覚で食べるのにぴったり。パンにも合いそう。