
原宿でいま最も行列していると言われるアイスクリーム店といえば、2017年6月にオープンした『ロールアイスクリームファクトリー』です。アイスクリームをくるくるとローリングし、さまざまなトッピングとともに出されるアイスで、インスタ映えすると、大人気です。
つい先日、その店に「ハロウィン限定メニュー」が出たと聞き、大学の講義の合間に友人を誘って食べに行ってきました。
どんよりと曇っていた平日14時半。今日くらいは空いているかなと思いましたが、到着するとすでに25人が並んでいて、看板には「1~2時間待ち」という文字が。これは、次の講義の時間に間に合うか、少々不安。私たちの空き時間は授業1コマ分の90分くらいしかありません。


でもせっかくなので、イチかバチか、並ぶことに。30分ほど経ってやっとお店の入口まで進むことができました。そこで店員さんからメニューを渡され、入店前に注文する商品を決めることになっています。
メニューは全部で3種類。【1】自分でベースのアイスからトッピングまで全てカスタムできるもの、【2】お店のオススメの組み合わせのもの(リコメンドメニュー)、【3】期間限定の商品となっています。


さらに10分ほど経ったところで、ついに入店。同時に注文の確認&会計をするシステムです。もちろん今回注文したのは当初の目的どおり、10月31日までのハロウィン限定の真っ黒な「ブラック・ハロウィン」(1,000円)。学生の身にとっては少々お高いので、2人で1個にしました。会計を済ませて5分ほどすると、レシートに書いてあった整理番号で呼ばれ、ロールアイスのもうひとつの楽しみでもある“作っているところ”を目の前で見ることができます。
ベースとなるのは、イカスミのように真っ黒な液状のアイス。これをマイナス10℃以下にしたコールドプレートに流し込み、ミックスイン素材のオレオクッキーと混ぜていきます。



全体を混ぜること2分。ロール状にするためにアイスをプレートに薄く均一に広げていきます。先ほどまで液体だったものが薄く伸ばされることにより、みるみるうちに固まっていきます。

そしてついに端から順にロールアイスが出来上がっていきます。


カップに詰め、トッピングを施したら完成です。ハロウィン限定というだけあって、目玉の形をしたホワイトチョコレートや、蜘蛛を模したチョコレート、血のような色合いのストロベリーソースなどがトッピングされ、確かにインスタ映えするビジュアルです。
さっそく、友人と二人で食べることに。しかし、この時点で90分が経過。時間がないっ! そこで、大学に向かって急ぎ足で歩きながらロールアイスを交互に食べました。
何味か予想もつかないような真っ黒なアイスの正体は、落ち着いた甘さのブラックカカオ味。ただ、プレートの上でかき混ぜて空気が混ざっているからか、ふんわり柔らかい気がします。混ぜ込まれたオレオクッキーのサクサクとした食感も加わって、これまで食べたことのない食感でした。甘いものは別腹という友人でも、「結構、トッピングが多くてお腹いっぱいになるね」と言うほど、かなりのボリューム。

でも、1人1つ買うにはやっぱりためらいます。いくら手が込んでいても、ちょっとした豪華なラーメン1杯が食べられる値段。インスタ用だとしても、やっぱり2人で1つで十分です。
さて、並び始めて約100分。小走りで食べ歩きしたので、次の授業にはギリギリ間に合いました!
●SHOP INFO

店名:ROLL ICE CREAM FACTORY(ロールアイスクリームファクトリー)原宿・表参道本店
住:東京都渋谷区神宮前4-28-12ジャスト原宿1階
TEL:03-3470-0227
営:10:00~21:00
休:不定休
https://rollicecreamfactory.com/
●期間限定メニューの詳細
「ブラック・ハロウィン」1,000円(税込)
BASE:ブラックカカオ
MIX IN:オレオクッキー
TOPPING:目玉ボール、クモチョコレート、黄桃、オレオクッキー、ハロウィンピック
DRIZZLE:ホイップクリーム、ストロベリーソース
販売期間:2018年10月12日(金)~10月31日(水)(限定数なくなり次第終了)
●著者プロフィール
KIKI
東京・青山に通う体育会系女子大生。辛いものが好きだけど、甘いものも冷たければ食べる。ただ、性格はとことん辛口。大概のことが面白くないが、人生ひまつぶしだと思って楽しく生きている。