2025年の東京BESTラーメン7軒。ラーメン官僚が太鼓判を押す至極の名杯たち

名店の系譜を継ぐ「味噌らーめん屋ちょりん」(早稲田)

3/9。都内のラーメンシーンに激震が走った。味噌ラーメンの名店『味噌っ子ふっく』(荻窪)で店長を任されていた市川店主が早稲田の地に自店を構えたのだ。しかも、『ふっく』の1杯をベースに、自身の解釈を加えた味噌ラーメンを出すというのだから、注目を集めるのも無理はない。

店の名は『味噌らーめん屋ちょりん』。提供する麺メニューは、「味噌らーめん」「辛味噌らーめん」「味噌らーめん屋の台湾まぜそば」「すたみな」など。

中でも特にオススメなのが「味噌らーめん」と「味噌らーめん屋の台湾まぜそば」。いずれも、開店直後とは思えぬ完成度を誇り、早くもトップクラスの評価が視野に入る出来映えだ。

味噌らーめん
味噌らーめん

「味噌らーめん」は、芳醇な味噌の風味と甘みが、食べ手の快楽中枢を力強く捉え、麺の太さも、過不足なく絶妙な塩梅。

市川店主いわく「修業先より味噌の分量を増やし、スープもより濃厚に仕上げている。スープ濃度に比例して、麺もより太いものを使っている」とのこと。名店『ふっく』のエースが腕を振るう以上、ハイレベルであることは当然予想していたが、その予想すら大幅に上回るクオリティ。しばらくはこれ以上の「味噌」は世に出て来ないのではないかとすら思わされる。

「台湾まぜそば」も、この「味噌らーめん」に負けずとも劣らぬ傑作。体が衝撃で舞い上がるほどウマい。

台湾まぜそば
台湾まぜそば

味噌の香気が充填されたタレに、挽肉から沁み出る豊潤な肉汁がつづら折りの如く重なり、瞬時に味嗅覚を陶酔させる味わい。香辛料の辛みも、甘み・うま味をキリリと引き締める名脇役として、見事に機能している。

早稲田は、都内でも屈指のラーメン激戦区だが、同地においても頭ひとつ抜きん出た1軒。これが、まだ誕生したばかりの新店なのだから、大器ぶりにもほどがある。

●DATA

住:東京都豊島区高田3-21-11 高田橋ハイツ 1F
営:11時〜15時、18時〜20時半
  ※日・祝は昼の部のみ
休:水曜
アクセス:JR山手線ほか高田馬場駅より徒歩6〜8分