
神宮前交差点に新たに誕生した「ハラカド」。ファッション、音楽、アートといった原宿カルチャーが集う場所に、日常を彩る“食”のスポットも揃いました。その5階で存在感を放つのが『紫金飯店 ハラカド店』です。
千駄ヶ谷で半世紀以上愛される町中華

紫金飯店は1966年(昭和41年)、千駄ヶ谷で生まれた老舗の中華料理店。街の人々に寄り添い、炒める音や立ちのぼる湯気とともに育まれてきた「町中華」の象徴的存在です。
そんな伝統ある味が、流行の発信地・原宿にやってきたことは、カルチャーの街に新しい風を吹き込むような出来事! 行列必至の本店と比べて、ハラカド店は比較的入りやすいのも魅力なのですよ。

さて、本店から受け継がれた定番料理に加え、ハラカド店だけの月替わりメニューもあって、訪れるたびに新しい味に出会えるのは町中華の進化形ともいえます。

コリコリのキクラゲとふんわり卵が絶妙な「ムースーロー」も必食ですよ! ピリッと効いた甘辛ダレがご飯と相性抜群で、焼き餃子をプラスすれば、昼から一杯飲みたくなる気分にさせてくれます。

ショッピングやギャラリー巡りの合間に、気取らずおいしい町中華をお楽しみくださいっ!
(撮影・文◎加藤朋子)
●SHOP INFO
紫金飯店 ハラカド店
住:東京都渋谷区神宮前6丁目31−21 東急プラザ原宿「ハラカド」5階
TEL:03-6427-1966
営:11:00~23:00(L.O.21:00)
https://shikin-shouji.com