
●おいしくてヘルシーな「蒸し料理」をもっと日常に取り入れたい! でもお手入れが必要なせいろはハードルが高いかも……とお悩みの人にぴったりの最新家電をご紹介します。「BUYDEEM(バイディーム)電気スチーマー」なら、スイッチひとつで簡単&安心においしい「蒸し料理」が楽しめるんです。
水蒸気で食材を加熱する蒸し料理。ビタミンCなど水溶性の栄養素が溶け出しにくく、食感もふっくらと仕上がります。また油を使わないのでカロリーも低くヘルシー。そんな蒸し料理を毎日の食事に取り入れたいと思っている人も多いと思います。でも、せいろ蒸しは忙しい生活の中で使いこなすには、少しハードルが高いのもまた事実。
そこで活躍しそうなのが、簡単なスイッチ操作で自動で蒸し料理が作れるマルチファンクション電気スチーマー、BUYDEEM電気スチーマーです。このBUYDEEM電気スチーマーの体験会に参加し、実際に色々な料理を作って試食してきました。

体験会にて、BYDEEM付属のレシピブックを元に、今回作ったのは以下の3品。参加者が分担して調理していきます。
1)韓国風蒸し豚
2)温野菜と白身魚(レシピのサーモンを変更)のアクアパッツァ
3)無水バターチキンカレー
BUYDEEM電気スチーマーはボタンが少なくシンプルで使いやすい操作性が特長。ミントグリーンのレトロなデザイン、狭いキッチンにもすっきり納まる長方形のカタチも魅力です。

レシピは基本的に「切って並べる」だけのものが多く、至ってシンプルかつ簡単です。筆者が調理に参加したアクアパッツァは、切った材料をセラミックプレートに並べて調味料をかけるだけです。

BYDEEMの準備は、タンクに水を入れてコンセントを差すだけ。

アクアパッツァは「スチーム(急速)」モードで30〜40分ほど蒸します。電子レンジより時間はかかりますが、スイッチを押したあとは放っておくだけでOK。他の作業をしている間に調理が進みます。

スイッチを押すと、まもなく内部が蒸気で満たされていきます。普通の蒸し器は水滴が食材の上にも落ちるのですが、BYDEEMは水滴が側面に落ちて溜まる構造になっているので、食材にフタをしなくても水っぽくなりません。

タイマーをセットして「スチーム(急速)」で30分。蓋をとるとあさりが口を開き、アクアパッツァが仕上がっていました。試食をすると魚がふっくらと仕上がっていて、ブロッコリーはややシャキッとした食感が残り、普通にフライパンで作るのよりもあっさりとした味わいに感じました。

同時進行で別のグループが作っていた韓国風蒸し豚もでき上がりました。こちらのレシピもシンプルです。前日に塩をしておいた豚バラブロックと野菜(今回はズッキーニとレンコン)を切って並べて「スチーム(急速)」で15分蒸すだけ。

蒸し豚と野菜をサンチュに包み、コチュジャンをつけていただきます。蒸したことによって豚バラの脂が落ちて、脂身部分もあっさりおいしくいただけます。

3つめのレシピは「無水バターチキンカレー」。大きい肉の塊には火が通りにくいので鶏胸肉は1.5cmの角切り、玉ねぎは粗めのみじん切りにします。バター以外のすべての材料を付属のシチューポットに入れて「スチーム(低温)」で1時間20分。水を入れなくても、材料から出る水分だけでちゃんとトロリとしたカレーになります。蒸し上がったらバターを入れてよく混ぜます。

ご飯も炊き上がりました。ふっくらつやつやな炊きあがりです。無水バターチキンカレーと合わせていただきます。
![ご飯に無水バターチキンカレーをかけていただきます[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/06/20250617-steam12.jpg)
無水バターチキンカレーはほんのりと野菜の甘味を感じる、すっきりと優しい味わい。鶏胸肉が柔らかく仕上がっています。小さなお子様にも喜ばれそうです。
実際に作ってみて、蒸し料理の手軽さとおいしさを改めて実感しました。蒸し料理がこんなに身近になるなら、これからもっと日常的に取り入れていきたいと思いました。
●著者プロフィール
工藤真衣子
写真家。人物を中心に様々な媒体で撮影。グラビア、インタビュー、ドラマ映画スチールなど。ライター:食レポ、レシピ記事は現地系異国メシ、珍しい食材、味のある店など個人的に好きな店や料理を紹介。新宿御苑前で写真館「スタジオ アトリーチェ」経営。