お肉もカレーも美味しくて言うことなしの味わい

しばらくするとカレーが運ばれてきました。土鍋に入ったカレーがグツグツと音を立てています。これは食欲が刺激されますね〜!
牛バラ肉のカレーということでしたが、お肉がまるで肉塊レベルのデカさでビックリ。個人的にカレーに入っていた牛肉史上最大級のサイズ感。ビジュアルからすでに圧倒されっぱなしです。

まずはカレーを1すくいして、ご飯にかけていただきます。カレーはいわゆる欧風タイプで、意外としっかり辛め。肉や野菜をじっくり煮込み、ソテーした玉ねぎを加えて作るブイヨンに、20種類以上のスパイスと小麦粉でルーを作り、2日間煮込んでさらに数日寝かせた、実に手間暇のかかった逸品なのです。
グツグツと音を立てる土鍋の保温効果のせいで、必然的にハフハフ言いつつ食べることになります。
![個人的にカレーに入っていた牛肉史上最大級のサイズ感[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/10/4718a963065c364784986bc56b4e4b91.jpg)
次は、カレーの主役である牛バラ肉をいただきます。デミグラスソースで煮込まれた巨大な肉は、スプーンを入れるとスッと割れる柔らかさ。口にしてみると、食べごたえのあるガシッとした部分とトロリとした部分があって、1つのお肉でいろいろな食感が楽しめます。ルーと一緒に食べると、さらに旨さがアップ。うーん、ウマすぎる!

カレーとお肉を味わいつつ、楽しみにしていたサイドメニューの里ごぼうの漬物もいただきます。噛むたびにパリポリと心地よい音を立てて砕ける絶妙に気持ちいい食感。さすが京都、さすが老舗の漬物屋さん! まさに絶品クオリティと言っていいでしょう。
お肉⇒漬物⇒お米⇒カレー……と食べ進めましたが、思いのほかカレーの量が多く、気が付くとライスがなくなりカレールーとお漬物だけが残っている状態に。

こんなに美味しいカレールーを単体で味わうのはもったいないので、ライスをおかわり。改めてカレーライスとお漬物で仕切り直しです。コクと辛さのあるカレーを食べつつ漬物をポリポリ。最高ですね。改めて漬物の偉大さ・美味しさを感じつつ、お腹いっぱいに。
まとめ

お会計をしていると、レジ横にさっき食べた里ごぼうのお漬物を発見。新京極という繁華街のど真ん中で絶品の土鍋カレーが味わえて、お土産まで買えるなんて、最高じゃないですか? 京都旅行に行ったら、ぜひ訪れてみてください。
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。