19:00 五感で静岡を堪能する、炉端焼きに舌鼓

ホテルが位置する小山町の名前を冠した炉端レストラン「Robata OYAMA」で、静岡県産の海の幸も山の幸も堪能できる贅沢ディナーを。落ち着いた雰囲気の店内は、アイランドカウンターキッチンになっていて、調理風景を間近で見ることができますよ。もくもくとたちのぼる煙と炭火の香りが食欲をそそります。

県内の約25の酒造から取り寄せた地酒セレクションの中から、食材にあったペアリングが楽しめる「静岡酒巡り」で一層、特別感のある食体験に。また、ワイングラスでいただく静岡・丸七製茶のティーテイスティングも人気です。

この夏のイチオシは「鰹のタタキ備長炭炙り」。備長炭を直接押し付けて皮目を炙り、目の前で仕上げていただきます。合わせるのはフライドガーリックやコリアンダー、ピンクペッパーなどを合わせたオリジナルスパイス。。炭のスモーキーな風味にいつもと違ったベクトルの風味が加わり、ワンランク上の鰹の楽しみ方を知れるはず。

「蝦夷アワビの炭火焼き」は、ヘルシーな食材として注目されている海藻「アカモク」と長ネギの鰹節和えが添えられています。夏らしく上品で繊細な味わいは、いつもの相棒「バター醤油」を凌駕するほどの美味しさ。鮑そのものの旨みと食感がより引き立てられた一皿です。

メイン料理には「シェフお薦め和牛と季節の野菜の炭火焼き」を。口の中でジュワ〜っととろける脂身はさらりとしていて甘く、付け合わせのお野菜たちも旨みが強いものばかり。しつこさもなく余韻の美しい一皿です。
22:00 車に囲まれたラグジュアリーなバーで、おやすみ前の一杯

富士スピードウェイのサーキットの距離である4563mにちなんで名付けられたバー「BAR 4563」では、隠れ家のような雰囲気の中でゆったりと飲食を楽しめます。ラグジュアリーな内装はまるで、海外旅行に来たかのような多幸感。イタリア製のオーガニック小麦のみを使用した「ENGINE GIN」など、ユニークなリキュールも取り揃えています。

蒸し暑い夏を爽やかに過ごすなら、夏限定のカクテルを。静岡産抹茶と和三盆を使った「茶モヒート」は、ミントとライムが爽やかに香る、涼を求めるのに最適な一杯。柚子を使ったフローズンスタイルの「柚子ジェラートモヒート」は、スプーンで救ってシャーベット感覚で。キュンと酸味の効いた味わいが癖になりますよ。
2日目 9:00 ビュッフェ形式の絶品モーニングの後、サーキット走行も体験!

2日めの朝はレストラン「TROFEO」で楽しめる朝食ビュッフェからスタート。
おすすめなのが、400年以上の歴史を誇る老舗「丁子屋」のとろろ汁。本店は常に行列の絶えない伝統の味を、贅沢にもビュッフェで食べることができます。また、温かいメインのお料理は注文制で、黒富士農場の有機卵を使用した卵料理やアボカドスマッシュトーストなど豊富なラインナップ。お腹と相談しながら心ゆくまで満喫しましょう。

昨日のシミュレーションもかなりの迫力だったのですが、ホテルのアクティビティの中には富士スピードウェイを実際に車で走れる体験も! 客室から眺めていた国際的なレーシングコースを実際に走行できるなんて、ほとんどの人が初体験なはず。
さらに宿泊者限定で、世界中のモータースポーツに参戦する「TOYOTA GAZOO Racing」が開発したハイパフォーマンスのスポーツカーをレンタルできちゃうんです。今回はGRスープラをチョイス!

体験走行では前の車を追い越すことはできないので、運転初心者の方でも安全に走行することができます。少しアクセルを踏むだけでグインとすすむ馬力の強さには驚き。そして日本で一番長い1.5kmのストレートの部分は120kmで駆け抜けます。観客席の横を疾走する気分は最高潮! 3周するのに20分ほどかかったのですが、これを1周2分ペースで走っているレーサーの方々を想像して、本物のレースを観戦してみたい気持ちが強まりました。
まとめ
気づけば24時間滞在終了! 絶品グルメに壮大な景観、ここでしか体験できない貴重なアクティビティの数々に、感動しっぱなしでした。モータースポーツファンにとっても、リラクゼーションを求める方にとっても魅力溢れる『富士スピードウェイホテル』。ぜひ旅の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?
●DATA
富士スピードウェイホテル
住:静岡県駿東郡小山町大御神645
TEL:0550-20-1234
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/fuji-speedway-hotel/fswub