独創性が光る一品!老舗高級店『萬珍楼』の「馬拉糕(マーライコー)」

初めは、横浜中華街のお店の中でも誰でも知っている高級中華料理店『萬珍楼』の「マーラーカオ」をいただきます。横浜中華街の中でも存在感を放つ『萬珍楼』の右隣に併設されている『萬珍楼売店(萬珍楼ギフトショップとも)』。お土産用の中華惣菜や饅頭などが販売されていますが、ここに「馬拉糕(マーライコー)」(マーラーカオと同じ)が販売されています。他店の「マーラーカオ」が丸型なのに対し『萬珍楼』は四角形。さらに色も茶色がかっており、強い個性を放っています。

いただいてみると、黒糖を使用しているのかコク深い甘み、ほのかなココナッツ味を味わうことができました。パン生地のキメも細かく「さすが『萬珍楼』!」と唸りたくなる一品。価格も700円(税込)という低価格も嬉しく、自分用はもちろん、贈答にもピッタリだと思いました。
食通が大絶賛!中華菓子専門店『聚楽』の「マーラーカオ」

続いては、食通の間でも評価が高い『聚楽』の「マーライコー」をいただきます。中華菓子や中華饅頭などを店奥の自社工場で作り、できたてを販売しているお店です。同店の看板商品が「マーライコー」だと言われています。こちらも『萬珍楼』同様に茶味がかった色合いですが、『萬珍楼』よりもあっさりして、繊細な味わい。キメが細かく、ふんわりとした生地の食感は、ほっこりした気分にもさせてくれます。

注意すべきは『聚楽』の「マーラーカオ」は売り切れることが多く、いつ行っても必ず購入できるわけではない点。そのため、確実に入手したい場合は、事前に日時を指定して予約してくと良いでしょう。グルメ雑誌などでもたびたび取り上げられる必食の一品だと思いました。
コク深く優しい味わいの優等生!中華惣菜店『頂好』の「マーラーカオ」

続いては、横浜中華街の関帝廟通りと市場通りの小さな交差点の角にある中華惣菜店『頂好』の「マーラーカオ」をいただきます。中華惣菜や中華菓子のラインナップでは中華街屈指の店で、庶民でも手が出る低価格がうけて、いつも地元の人たちや観光客で賑わっています。同店の主力商品の一つが「マーラーカオ」。『頂好』の「マーラーカオ」は、“ザ・マーラーカオ”といったビジュアルです。

いただくと、密度が高くキメが細かいふっくら触感の生地が美味。玉子の風味も強く感じられるので、お茶請けにピッタリだと思います。「どの店の『マーラーカオ』にしようか?」悩んだら、『頂好』で購入してみると良いでしょう。優等生的な味わいを楽しめるはずですよ。