【実食】かつやの「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」は旨いのか?

【実食】かつやの「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」は旨いのか?
食楽web

●『かつや』の新作「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」を食べてみた

 全国に525店舗を展開するとんかつチェーン店『かつや』。お馴染みのカツ丼をはじめ、多くのメニューがラインアップする人気のお店ですが、2024年3月8日(金)から期間限定で新作「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」を発売しています。

 定番のロースカツに特製の味噌ダレで焼き上げた甘味がありジューシーな牛のシマチョウを合わせ、上に目玉焼きを添えたパワフルな構成となっている丼メニューです。先に食べた知人曰く「大当たりだった!」という情報を聞いた筆者。早速最寄りの店舗で実食してきました!

「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」896円(税込)。おかずがセパレート&とん汁(小)がセットの「定食」979円(税込)もあり
「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」896円(税込)。おかずがセパレート&とん汁(小)がセットの「定食」979円(税込)もあり

 待つこと約3分、店員さんが丼を運んできました。みっちり詰まった感は合い盛り仕様ならでは、さっそく具材をチェックしていきます。

ホルモン(シマチョウ)はプリプリの食感にとろける脂身、味噌ダレとの相性も抜群です!
ホルモン(シマチョウ)はプリプリの食感にとろける脂身、味噌ダレとの相性も抜群です!

 まずは今回の主賓ともいえるホルモン。脂身がたっぷりなホルモン好きにはお馴染みの部位「シマチョウ」を使用しており、ざっと数えて7粒ほどが入っています。箸で取り、味噌ダレの甘旨な香りを確認しつつパクリ。脂身はぷりぷりで、噛むと同時に脂がジュンと溶け出し、身の適度な弾力がナイスな柔らかさです。

 何より、味噌ダレの味がウマい! 甘さと濃さがちょうどよい塩梅で、ホルモン自身の旨みをより一層際立たせています。一緒に炒められている玉ねぎも、ご飯を進ませるおかずとして機能しています。この旨みがいつまでもいつまでも、お口の中に留まっていてほしい(笑)。

ロースカツは梅サイズ(約80g)を4つにカット。火の通り加減が絶妙でした!
ロースカツは梅サイズ(約80g)を4つにカット。火の通り加減が絶妙でした!

 続いてはメインおかずのもう一品、ロースカツ。気持ち小ぶりな梅サイズにソースがかけられ、食べやすいように4つにカットされています。こちらも箸で取ってひと口。相も変わらぬサクサクの衣に、豚ロース肉の柔らかで旨みたっぷり、ジューシーな味わいが口いっぱいに広がります。ご飯が止まらねえ!

目玉焼きは卵黄がとろっとろの”温玉”状態。ホルモンと一緒に炒めた玉ねぎもナイスな味
目玉焼きは卵黄がとろっとろの”温玉”状態。ホルモンと一緒に炒めた玉ねぎもナイスな味

 最後は目玉焼き。重みで下膨れになっている部分を箸で開けば、黄味がとろ~と流れ出してきます。シマチョウに纏わせても、またロースカツに纏わせても、黄身のマイルドな味がプラスされて美味しさ昇天。ソースと味噌ダレでしなしなになっているキャベツの千切りにも黄味がかかって、こちらも美味しさがアップする最高のコンボが発動しています。

 いつも以上に隙がないな今回の合い盛り丼……と、心の中でニヤッとほくそ笑みながら、器の中をあっという間に空っぽにしてフィニッシュ。ごちそうさま!

まとめ

 1月の「トリプルカツ丼」、2月の「海老マヨとチキンカツの合い盛り丼」と、立て続けにハイレベルなメニューを繰り出してきましたが、今回の「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」は、その2品を凌駕する絶品ぶり。ホルモン(シマチョウ)、ロースカツ、目玉焼きに玉ねぎ炒め、キャベツの千切りまでも、丼を構成する全ての具材が、白飯をかっ込ませる魅惑の味わいを備えていました。特に味噌ダレ仕上げのシマチョウは、焼肉店で出されても絶賛されることまず間違いなしの美味しさ。合い盛り丼のレギュラーとして、今後もぜひ定期で出てほしいところです。

 個人的には歴代の期間限定丼で、最上位クラスに入れられるほど美味しい味わいを楽しむことができた「ホル玉とロースカツの合い盛り丼」。来月頭の新作登場を待たずに終売を迎えそうな気がします。食してみようかなとお考えの方はぜひ早めに、最寄りの『かつや』へ向かってください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

ホル玉とロースカツの合い盛り丼

期間:2024年3月8日(金)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く国内の『かつや』
※テイクアウト時は目玉焼きが温泉玉子になります
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/