老舗洋食店の隠れ人気メニュー!『洋食 ヨシカミ』の「カツサンド」

まずは、1951年創業の浅草を代表する老舗洋食店『洋食 ヨシカミ』の「カツサンド」。ハヤシライスやビーフシチューといった洋食メニューを目当てに来店する人が多いですが、洋食メニューに負けず劣らず人気なのが「カツサンド」です。

2枚のカツがソースのしみ込んだキャベツとパンにぎっしりと挟まれており、見るからにボリューム満点。実際に食べてみると、表面がサクッとした食パンに、ジュワ~と広がるカツの肉汁が堪りません。カツのお肉は薄切りですが、思った以上に柔らかく食べ応えがあります。
1300円とやや値が張る価格設定ですが、このボリュームと満足感、そして浅草を代表する店の味として考えれば十分納得できるはずです。
浅草ナンバーワンの呼び声高い!『銀座ブラジル』の「ロースカツサンド」

続いて、新仲見世のアーケード街にある『喫茶ブラジル』の「カツサンド」をいただきます。お店は、ビルの2階にあり、知らなければ通り過ぎてしまうほど街中に溶け込んでいますが、実は創業70年以上の歴史がある喫茶店。銀座に1号店があったことから店名にその名が残っています。そして、銀座店で生まれた味をそのまま継承し、絶大な支持を得ているのが、「ロースカツサンド」。「浅草ナンバーワンのカツサンド!」これまでも多くのメディアで紹介されてきています。

事前予約しテイクアウトしいただきましたが、ソースがたっぷり染み込んだ2枚のロースカツ、細かく刻まれた柔らかい食感のキャベツ、ふわふわのパンとの一体感に感涙。脂のほどよく乗ったロースカツがジューシーでとにかく美味しかったです。全体的に柔らかい食感、甘めの味付けで、これがクセになります。お店の閉店時間が「15時30分」とかなり早いので、浅草散策の際はそれも考慮しての予約することをオススメします。
サクサク食感&味わいが楽しい!『洋食カツレツ リスボン』の「カツサンド」

続いて、浅草六区ブロードウェイ商店街にある『洋食カツレツ リスボン』の「カツサンド」をいただきます。綺麗な路面店ですが、実は創業90年以上の歴史がある名店中の名店。比較的リーズナブルに洋食をいただけるとあり、根強いファンを持つ店でもあります。店名の通り、カツを使ったメニューが多く、「ポークカツレツ」をはじめ、「カツカレー」や「カツライス」などのメニューが人気です。もちろん「カツサンド」を目当てに来店する人も多いそうで、筆者もテイクアウトでオーダーしました。

『洋食カツレツ リスボン』の「カツサンド」はサクッとした食パンに柔らかいカツとキャベツが挟まれています。カツは薄切りですが、衣にソースがたっぷり染み込んで、お肉も柔らかくジューシー! サクサクの食感と深い味わい双方を実現した一品で、歴史ある同店ならではの「カツサンド」だと思いました。