午前中に到着してまずはここ!人気No. 1『湧水』で蕎麦に舌鼓を打つ

参道から徒歩数分のところにある、超人気蕎麦店『湧水(ゆうすい)』。平日でも常に行列ができているので、開店時間の10時半に合わせて向かいたいところです。
こだわりのつゆは、一口啜ると優しくふんわりとした甘さと上質な出汁の旨みが身体中に染み渡るようで、思わず至福のため息がでます。毎日店内で手打ちしている蕎麦の歯応えも良く、一度食べたら忘れられません。深大寺の蕎麦は全体的に上品な量のお店が多いので、普段からよく食べる人は大盛りがおすすめですよ。
参道散策前に「本堂」にご挨拶

身体が温まったら参道散策の前にまずは参拝に。本堂のすぐ近くには厄除けで有名な元三大師堂、国宝「釈迦如来像」を安置している釈迦堂などもあります。広々とした境内は、なんだか空気が澄んでいて歩いているだけで浄化されるよう。
社務所には厄除けに関するお守りが多く並べてあります。深大寺といえばの降魔札と利生札(二枚一組)を拝受するのも良いでしょう。ご挨拶が済んだら参道散策へ!
訪れた記念に! 気軽に参加できる『むさし野深大寺釜』で陶芸体験
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境内から山門を通って階段を降り、左に進むと『むさし野深大寺釜』があります。ここでは予約なしの飛び入りで参加ができる陶芸体験コースが楽しめます。おすすめは100種類以上の素焼きから選んで絵付けする、所要時間20分の「お手軽コース(250円~)」。
また、干支土鈴や食器、置物など様々な陶磁器製品を購入できます。

お店に並んでいる縁起の良さそうな物を買うもよし、陶芸体験で世界に一つだけの陶磁器を作るもよし。深大寺を訪れた記念にいかがでしょうか?
甘いものでほっと一息! 目の前で焼いてくれる「厄除けだんご」

お団子が買えるお店はいくつかありますが、筆者のお気に入りはむさし野深大寺釜のすぐ隣にある『八起(やおき)』の「深大寺厄除けだんご」。種類によっては目の前で焼いてホカホカ状態にしてくれます。美しい湧き水が流れるすぐ横にベンチが用意してあり、水のせせらぎを聞きながら食べるだんごは格別。他にもそばまんじゅうやみそ田楽、甘酒なども売っていますよ。
参道散策の締めくくりに名物『鬼太郎茶屋』を覗いてみよう

深大寺がある調布市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんの第二の故郷。『鬼太郎茶屋』は、妖怪をモチーフにした甘味を提供する喫茶で、ここでしか手に入らない限定品もあるグッズ売り場、妖怪ギャラリーなどがあります。水木ワールドを存分にお楽しみください。タイミングによっては行列ができているので、そこだけ注意!
帰りは『果実屋珈琲』でこだわりのスイーツを

今回のお出かけの締めに、深大寺から徒歩5分ほどのところにある『果実屋珈琲』で一息つきませんか? こちらは『焼肉きんぐ』をはじめとした外食チェーン店を展開する”物語コーポレーション”が初出店したカフェ業態の1号店。
フルーツにこだわり、独自のルートで仕入れた新鮮なフルーツかつ、さらに毎朝糖度を測定し一定以上の甘さのものだけを使ってるのだとか。甘さの基準に満たないものは数日かけて追熟しているそうです。そんなフルーツを使ったサンドや季節のパフェを食べずに帰るなんてもったいない! 都心に比べて価格が安いのも嬉しいところです。
まとめ
他にも深大寺周辺には植物公園や広々としたドックラン、天然温泉「湯守の里」など、見どころがたくさんあります。また、ペットと一緒に入れるお店も多いので、愛犬家の方は気兼ねなくワンちゃんも連れて行けますよ。せっかく訪れるならぜひ1日かけて深大寺の魅力を満喫しませんか?
(撮影・文◎佐々木舞)
●SHOP INFO
果実屋珈琲
住:東京都調布市深大寺東町1丁目1−1
営:カフェ8:00~18:00(L.O.17:30)、ショップ&テイクアウト10:00~18:00
年末年始営業:12月31日、1月1日は休業