破壊力抜群の“二郎系からあげ丼”|『めっちゃらんまん食堂』(中目黒)

東京・中目黒にある『めっちゃらんまん食堂』には、「茶色丼」というとんでもないからあげ丼があります。見た瞬間に「え? ラーメン二郎?」と思わずつぶやいてしまうかもしれません。聞けば、『ラーメン二郎』が大好きなオーナーや店長さんが、二郎へのリスペクトから「同じようなものをからあげでも作れないか」と、試行錯誤を経て完成したメニューなんだとか。
何しろ、ラーメン丼ぶりに1個40g前後のからあげが8個、そしてもやし、ニンニク。もやしの上にはアブラ(背脂)がのせられています。ご飯は約450g、もやしが約350g。からあげと合わせると、総重量はおよそ1.2kgほど(!)。
からあげにはタレがかかっており、こちらの普通のからあげよりも少し味が濃いめですが、これが美味しい。もちろん、タレがかかっていても衣のカリッと感は健在。

もやしの上のアブラ(背脂)は、オリジナルレシピで作ったというゼラチン質たっぷりの逸品で、これがまた激ウマ! トロリとした舌触りに、こってりとした甘辛い味わい。白いご飯にはもちろん、これを舐めるだけでもお酒のアテとして成立しそうなキケンなウマさ。
そのアブラを崩してからあげと一緒に食べると味変も楽しめますが、それだけではもったいない。ご飯もたっぷりあるので、アブラやニンニクを混ぜつつ食べるのがオススメです。ちなみにご飯はいわゆる「おかかご飯」。ここにアブラとニンニクが加われば、おかずなしでも余裕でいけます。