モロゾフが手掛ける「お持ち帰り通天閣」

こちらは一目で大阪土産だとわかる「お持ち帰り通天閣」というお菓子。大阪のランドマークタワーでありシンボルマークをある通天閣をモデルにすることで、誰の目にも大阪みやげだと一瞬でわかり、それでいて可愛らしさやオシャレさが共存する商品となっています。

こちらの商品の正体はクリスピーチョコで、サクサク食感のコーフンレークを滑らかなチョコレートがコーティング。クランベリーも一緒に練り込まれているので、爽やかな風味もプラスされています。
お持ち帰り通天閣を手掛けているのは、関西でも有数の人気を誇る老舗洋菓子メーカー『モロゾフ』。それゆえにクオリティは折り紙付き。しかも軽くて持ち運びにも便利で個包装されているので配りやすさもバッチリ。言うことなし状態の商品となっています。
カワイイのりの容器にプリンが入った「フエキくん練乳ミルクプリン」

次に紹介するのが、多くの人に懐かしさを感じてもらえると思っている「フエキくん練乳ミルクプリン」。
保育園などで使われている、独特のキャラクター容器に入ったでんぷんのりは大阪に本社を構える「不易糊工業(通称:フエキ)」の製品で、フエキのりの容器に大胆にもプリンを詰めて売り出しています。

懐かしくもカワイイ容器に入っているのは練乳プリン。本来は文房具として使っていた容器からプリンを一口食べてみると、ふんわりと柔らかでなめらか。
容器の可愛らしさ先行と思われがちですが、プリンのクオリティは想像以上。子どもの頃に妙においしそうに見えていたフエキのりが、おいしい大阪土産という思いがけない形で実現されています。
こちらの商品は冷凍状態での販売で賞味期限は長くありませんが、新幹線などで駅弁の食後のデザートとして食べるのにもピッタリです。
あればラッキー! 『喜八洲総本舗』の「みたらし団子」

最後は売っていればラッキーという商品もご紹介。それが十三に本店のある『喜八洲総本舗』の「みたらし団子」。
俵型のお団子に甘い蜜がたっぷり絡んだ定番和菓子のみたらし団子で、十三のお店だけでなく、大阪駅などで買える場所が数か所あるのですが、こちらのセブンイレブンでも買えます。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/12/20231230-oosakamiyage14.jpg)
トロリとした蜜は強烈な甘さがあるものの醤油の香ばしさもあってクドくはないので、みたらし団子としてはむしろあっさりの部類。
ただしこちら、人気商品な上に入荷が午前の一回だけとなっているので、残っていればラッキーという存在。また賞味期限は購入日のみということで遠方へのお土産としてはやや不向き。

大阪近隣の人なら家で買って帰って家で食べられますが、蜜のたっぷり具合に食べる際にはお皿や手を洗う水などが欲しく、新幹線で食べるにはちょっとハードルは高め。土産を頼まれた際の購入者の特典としてホテルなどで旅行中に食べるのがオススメとなっています。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
アントレマルシェ大阪店
住:大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1 大阪駅
TEL:06-6440-1122
営:6:00~24:30
休:なし
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。