新たに加わったイカフライの実力は? 「秋の海鮮フライ定食」を実食!

オーダーを告げ、待つことほんの2分少々で定食が運ばれてきました。キャベ千を土台にまるっとしたカキフライが2個、長めの海老フライが2本、そしてカキフライと海老フライを支えるかのようにイカフライ1本が横たわり、海老フライのそばにタルタルソースが入ったホイル皿が添えられています。ビジュアルは完璧。では各フライをチェックしながらいただいていきます。

まずはメインのカキフライ。箸の先から感じる衣の厚みに少々不安を感じましたが、とりあえずテーブル備え付けの特製ソースをかけてひと口。しっかりと揚がった衣のザクザク食感と同時に、厚みのある牡蠣の食感、旨みが口にぶわっと広がります。正直、衣でカキを大きく見せている気もしますが、牡蠣自体が大ぶりなので自身のテイストが衣の味わいで消されることなく、ちゃんとカキフライの美味しさを感じさせてくれます。合格!

続いては海老フライ。こちらは先端にタルタルソースを付けてパク。香ばしい衣の風味と食感に続いて、海老のぷりぷり感と旨みが伝わってきます。タルタルソースは酸味とマヨネーズの味が印象的で、もったり度がさほど強くないです。海老フライはもちろんのこと、カキフライにもピッタリ合っていますね。

最後は注目の“3品目”イカフライ。長さは10cmと結構大きめ、これは食べ応えがありそうです。食感はサクサクの衣だけで、イカは風味と旨みしか感じない仕上がりです。断面を見てイカの存在を改めて確認したところでもうひと口。ここまで身が柔らかいイカフライは、食べたことがありません。もちろん味は文句なし、カキフライと海老フライが霞んでしまうほどの旨さです。
フライ3品のチェックが済んだので、後は完食に向かって一直線。ソースとタルタルを交互に付けながら、カキ・めし・海老・めし・イカ・めし・めし、合間にとん汁とキャベ千を挟みながらどんどん食べ進め完食。ごちそうさまでした!
まとめ

カキフライの牡蠣、また海老フライの海老ともに、衣の風味とサクサク食感に負けることなく、自身の食感と美味しい味わいをしっかりと感じさせてくれました。そして特筆すべきはイカフライ。風味と旨み、存在を何とか感じ取れるほどの柔らかさは衝撃的でした。トータルで見た今回の「秋の海鮮フライ定食」、美味しさと食べ応え、食後の余韻も含めまして、“十分にお値段以上、食べて損なし!”と評価させていただきます。実食を検討されている方は、ぜひお早めに最寄りの『かつや』へ向かってください。60万食完売、あっという間かもしれませんよ?
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
秋の海鮮フライ定食
期間:2023年9月15日(金)~ ※期間限定・60万食限定
販売:一部店舗を除く国内の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/