●大阪・日本橋にある有名なデカ盛り店を調査。『ちょいめしあさチャン』で全然“ちょいめし”じゃない定食を食す!
大阪は食い倒れの街と呼ばれていますがデカ盛り店も多く存在しています。今回紹介するお店があるのは日本橋、いわゆる電気街やオタク街として知られるエリアですが、実はデカ盛りグルメの街としての側面も持っています。
そんな日本橋のデカ盛り店を紹介する際に、真っ先に名前の挙がるのが『ちょいめし あさチャン』。デカ盛りなのにちょいめしという似つかわしくない名前で、いろいろ気になったので実際に食べに行ってきました。
電気街の裏路地に何屋さんか不明なちょいめし あさチャン
『ちょいめし あさチャン』があるのは関西のオタク街でありアニメやゲームの看板であふれる日本橋。人々が行きかう大通りから一本入った裏路地にお店があります。
お店のメイン看板部分には、旭電化というバリバリに電気屋さんの名前。店名も旭電化だからあさちゃんのなのでしょうか? いろいろと気になります。また壁には不動産屋さんの物件情報のように貼り紙がペタペタと貼られていて、お店の正体不明さを加速させていますが、よく見てみるとこれらはメニュー表。とりあえず飲食店ということが確認できたので入店したいと思います。
料理前からコテコテの大阪ノリのちょいめしあさチャン
お店に入ると芸能人の写真がズラリ、人気店である証明となっています。また改めて見てみるとお店にはメニュー表以外にも色々なコメントが貼り紙になっていて強烈な個性を発揮しています。
気を取り直して注文に移りたいと思います。店内のカウンターでオーダーを行ってから着席がこのお店のスタイルです。お店の看板メニューは、入り口の貼り紙にもデカデカと貼ってあった「あさチャン定食」。こちらの並盛で注文したいと思います。注文を終えると女将さんから木札を渡されます。
お店で注文した時に渡される札といえば、普通は無味乾燥な番号札ですが、こちらのお店の札はユニーク。メタバースやビッグボス、二刀流などちょっとしたネタや時事ネタが書かれています。
そして料理が完成したら「お蝶夫人の人~」など、木札に書かれた名前で呼ばれます。デカ盛りのお店に行ったのにこんな所でコテコテの大阪ノリに笑わされると思っていませんでした。