パッケージを見れば一目瞭然!
![カップ焼きそばの商品名は、「焼きそば」ではなく「き」を省いた「焼そば」が多い](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230702-yakisoba03.jpg)
解答は次のとおり。
1:一平ちゃん 夜店の焼そば
2:ベビースターラーメンおつまみ風焼そば ピリ辛チキン味
3:日清焼そばU.F.O
4:ペヤングソースやきそば
5:まるちゃん ごつ盛りソース焼そば
![麺だけを皿に取り出すと、さらに難度アップ(食楽web)](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230702-yakisoba04.jpg)
パッケージを見れば一目瞭然ですが、焼きそばだけだと見分けるのが急に難しくなりますよね。そして、違うのは見た目だけではありません。実際に並べて食べ比べてみると、それぞれかなり個性的で、似て非なる味であることがよくわかりました。というわけで各焼きそばをレビューしていきましょう。
「ペヤング」は思いのほかあっさり系
![カップには麺のほか、かやく、液体ソース、ふりかけ、スパイスが付属しています。かやくはキャベツと「味付鶏ミンチ」](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230702-yakisoba05.jpg)
まず、ロングセラー商品の「ペヤング」から。
これは筆者が子どもの頃からさんざん食べてきたカップ焼きそばですが、こうして改めてほかと食べ比べてみると、けっこう個性的な味であることに気づきます。ソースが薄味で、とがったキツさや強い甘みもなく、どこかダシの風味を感じる優しい味わい。後入れのスパイスを入れるとキリッとした辛味と香りがプラスされ、風味豊かになります。
具材のキャベツの量も普通で、麺は太すぎず細すぎず、ゆるやかに縮れています。液体ソースを絡めてもふわっとした軽さがあり、軽く食べられるタイプ。今回は120gを食べましたが、超大盛237gでもペロッといけそうです。改めてこうして食べ比べてみると、「ペヤングソースやきそば」は思ったより上品な味だったんだな、と気づきました。
「日清焼そばU.F.O」は濃厚さが際立っている
![カップには麺のほか、液体ソースとふりかけが付属しています。具材はキャベツと「味付豚肉」](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230702-yakisoba06.jpg)
「U.F.O」は、ペヤングと比べると、明らかに色が濃いですね。パッケージにも「濃い濃い濃厚ソース」と書いてあるように、とっても濃くて甘みも強く、コク深め。なおかつ香り高さもあります。つまり、ソースの旨味が強いんですね。
麺は太めのストレート。さらに具材のキャベツの量も多いので、普通サイズの126gでも食べごたえがあり、後味にもこってりしたソース感が残るので、「焼きそば食べたな!」という満足感があります。
ちなみに、関東は「ペヤング」が、関西は「U.F.O」の人気が高いと言われています。焼きそばに限っては、関西=あっさり好み、というイメージが覆されますね。
「一平ちゃん 夜店の焼そば」はジャンク感に特化
![麺とは別に、液体ソース、ふりかけ、からしマヨネーズがついています。具材は、キャベツと「味付豚肉」](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230702-yakisoba07.jpg)
続いて、「一平ちゃん 夜店の焼そば」です。ソースが練り込まれた麺に、さらに液体ソースをからめるタイプ。なので、出来上がりも非常に濃いですが、「U.F.O」の濃い濃い濃厚ソース味と比較するとやや薄め。麺は細めで縮れ系。麺にソースを練り込んでいるせいか、口に入れると芳しい香りが際立ちます。
また一平ちゃんの最大の特徴といえば、何と言っても付属のからしマヨネーズ。この味が強烈で後を引き、確かに夜店の屋台で食べる焼きそばのようなジャンク感があります。