錦糸町の老舗中華『劉の店』の味が名古屋に復活! 伝説の「台湾鉄道弁当」を食べに名古屋に行ってきた

錦糸町の老舗中華『劉の店』の味が名古屋に復活! 伝説の「台湾鉄道弁当」を食べに名古屋に行ってきた
食楽web

●調査内容:惜しまれつつ2022年に閉店した台湾料理の名店『劉の店』(東京・錦糸町)の「台湾鉄道弁当」を継承するお店が名古屋にあった! さっそく食べに行ってみた

 東京にある台湾料理専門店の中で、東エリアの代表的存在だったのが錦糸町の『劉の店』。日本在住の台湾人や台湾ファンの日本人たちに絶大な支持を得ていましたが、2022年1月末に惜しまれつつ閉店となりました。

 閉店時には長蛇の列ができ、改めて『劉の店』の支持の厚さを改めて実感しましたが、その看板的メニューだったのが「台湾鉄道弁当」です。この味は本場台湾はもちろん、日本国内でも他で味わうことができない絶品弁当でしたが、なんと、この味を引き継いだお店が名古屋にありました!

 そのお店こそ『驛の屋(えきのや)』。あの味を今も食べられるとあれば、行かない手はないと、さっそく名古屋に行ってみることにしました。

幹線道路沿いに突如現れる巨大な台湾料理のメニュー

幹線道路沿いに突如現れる巨大なメニューの看板
幹線道路沿いに突如現れる巨大なメニューの看板

 場所は、名古屋駅エリアから車で15分ほど。電車で行くと地下鉄・岩塚駅、近鉄・烏森駅・黄金駅からそれぞれ歩いて10分ほどの距離にあります。幹線道路沿いに、突如現れる真っ赤な看板に書かれた大きなメニュー。その下には大根なども干されています。まさに台湾の食堂そのままの雰囲気……それが『驛の屋(えきのや)』です。

その傍らには大根が干されています
その傍らには大根が干されています

 さっそく店頭に入ると、台湾出身の店主・正田千媛さん(以下、ちえさん)が出迎えてくれました。このちえさんが、縁あって錦糸町の『劉の店』の店主だった劉俊茂さんと出会い、同店の閉店に前後して名物メニューだった「台湾鉄道弁当」の味を継承することになったと言います。

 さっそくあの忘れ難き味をいただくために、オーダーしてみることにしました。こちらでの名前は「劉の店伝承(台湾駅弁)排骨飯」(1300円・税込)です。